貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

6481 THK

東証P
3,423.0円
前日比
+111.0
+3.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.2 1.17 2.76
時価総額 4,445億円
比較される銘柄
トムソン, 
日精工, 
ユニオンツル
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

本日の注目個別銘柄:THK、ライオン、すかいらーくなど


<6481> THK 1791 +52
逆行高。第3四半期累計営業利益は前年同期比13.8%減の183億円、通期予想は210億円から218億円に上方修正しているが、買収会社の連結化を反映させたものであり、実質的には従来計画線とみられる。ただ、足元では業績に対する警戒感も高まっていたため、想定どおりの決算を受けて買い安心感が先行しているようだ。また、ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「売り」から「中立」に格上げしていることも支援に。

<6501> 日立製 431 -29.5
軟調。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も1350円から610円にまで引き下げている。事業構造改革の努力が業績拡大に結びついておらず、想定していたほどの成長性は期待できなくなったと判断、業績予想を下方修正しているもよう。18.3期営業利益は従来予想の8700億円から6600億円にまで減額している。

<9984> ソフトバンクグ 4164 -439
さえない。一昨日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は8753億円で前年同期比18%増、市場予想はやや上振れたものの、スプリントやヤフーの決算が既に発表されており、あらためてのインパクトにはつながっていないようだ。最終利益の大幅減益は昨年度のアリババ上場に伴う一時益の一巡よるもの。株価動向を左右するスプリントに関しては、あらためて説明会において強気スタンスが示されたものの、全体相場の地合い悪化に抗えるようなものでもなかったとみられる。

<4912> ライオン 1059 +85
大幅反発。一昨日に前12月期の決算を発表している。前期営業利益実績は164億円で32%増益、従来予想150億円を上振れて着地、市場予想もやや上回っている。また、今期は180億円で10%増益の見通し、市場予想線上ではあるものの、比較的保守的なガイダンスを出す傾向が強いことから、ポジティブに捉えられているようだ。また、今期は増配を計画しているが、記念配当などを除くと10円ぶりの増配になるようだ。

<7270> 富士重 3472 -345
大幅安。昨年8月25日の安値水準を大きく割り込んで、一昨年10月以来の安値水準に。為替相場でのドル安円高進行がマイナス視されている。急速なリスクオフの流れが強まっているほか、FRB議長の米利上げペース減速示唆などを受けて、円は対ドルで一時110円までの円高が進んでいる。自動車セクターの中でも米国市場の依存度が高く、ドル安円高の影響は大きいと見られているもよう。一部の試算では、1円の円高で約100億円の減益要因となる。

<6298> YAC 558 -150
ストップ安比例配分。一昨日に発表した決算、並びに、通期予想の下方修正がネガティブなインパクトに。10-12月期営業損益は2.5億円の赤字に転落しており、通期予想は従来の14億円から8億円に下方修正。液晶パネル向けエッチング装置事業において、一部の案件が収益を圧迫しているもよう。上半期は営業黒字に転換、期中に一度業績予想を上方修正していたことで、大幅な下方修正にはサプライズも。

<3197> すかいらーく 1454 +181
大幅反発。一昨日に前12月期の決算を発表、営業利益は278億円で前年同期比28.5%増益、今期は315億円で同13.3%増益の見通しに。想定通りの順調な決算となり、今期見通しもほぼ市場予想並みの水準に。また、年間配当金は33円で従来予想比3円の増配、今期は38円予想としている。さらに株主優待制度の拡充も発表しており、個人投資家の関心が高まるといった見方にも。

<5912> OSJBHD 198 +1
一時急伸。一昨日に発表した第3四半期の決算内容がポジティブサプライズにつながる格好へ。累計営業利益は37.8億円で前年同期比2.9倍、通期予想は18億円から36億円にまで大幅上方修正している。建設事業における受注環境の好転や工事採算性の向上などが業績上振れの背景に。また、年間配当金は4円から5円に引き上げ、発行済み株式数の1.38%に当たる170万株を上限とした自社株買いの実施も発表している。

<8604> 野村HD 446.6 -45.3
売り優勢。外部環境の悪化傾向が継続で東京株式市場は大幅続落の展開、欧州金融システムに対する警戒感も足もとで急速に台頭しており、証券セクターには先行き懸念が強まる状況となっている。また、足元ではアナリストの投資判断格下げも目立っており、今月に入ってからは大和証券との比較でのアンダーパフォームも目立っている。先週はジェフリーズ証券が格下げ、本日はクレディ・スイス証券、大和証券が投資判断を格下げしている。
《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均