ダイコク電機が大幅続伸、１８年３月期業績予想を下方修正もアク抜け感強まる

　ダイコク電機<6430>が大幅続伸。２６日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を３９０億円から３４０億円（前期比１６．５％減）へ、営業利益を１３億円から１０億５０００万円（同０．２％増）へ、最終利益を８億円から６億５０００万円（同２９．５％増）へ下方修正したが、下方修正は想定内であり、また株価も３月７日に直近で下落基調にあったことから、アク抜け感による買いが入っているようだ。

　下方修正は、風適法施行規則改正が施行されることに伴うホール業績への影響の不透明感から、パチンコホールの新規出店が減少したことなどにより、情報システム事業の製品販売が計画を下回ったことが要因。また、同規則改正の影響で遊技機メーカーの販売計画に大幅な見直しが実施されたことで、制御システム事業で複数機種の販売が来期以降に延期となったことも響いたとしている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）