桂川電機が反落、１７年３月期は増収と営業黒字転換を見込む

　桂川電機<6416>が反落。

　同社は先週末引け後、１６年３月期業績と１７年３月期業績見通しを発表。１６年３月期実績は売上高が前の期比３．９％減の１０６億４０００万円、営業損益が５億５４００万円の赤字となり、１７年３月期は売上高が前期比８．１％増の１１５億円、営業利益は１億２０００万円を計画している。

　会社側では、欧州に加えて中国、ロシアなど新興市場の販売低下も売上減少の要因になったとしており、国内外での企業間競争激化による販売価格下落や、欧州市場の販売体制再構築に向け時間と費用を要していること等による販売費および一般管理費増加などが利益を圧迫する要因になったと発表している。
《ＭＫ》

株探ニュース