貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6383 ダイフク

東証P
3,165.0円
前日比
-130.0
-3.95%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
28.3 3.44 1.17 4.17
時価総額 12,022億円
比較される銘柄
IHI, 
ローツェ, 
タツモ
決算発表予定日

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人手不足で恩恵を受ける会社、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

人手不足を背景に値上げを行う企業が増えているようですね。9/11付の「Daily Outlook」では、足元で問題化している人手不足について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『8月29日に厚生労働省が発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.52倍と、43年5ヵ月ぶりの高水準となった。足元では人手不足による企業経営への影響が深刻化している。焼鳥屋チェーンの鳥貴族(3193)は先日、人手不足を主な理由に28年ぶりの値上げを発表して話題になった。日本商工会議所の7月調査によると、「人手が不足している」との回答が多かった業種は、宿泊・飲食業、運輸業、建設業などであった』と人手不足について伝えています。

次に、人手不足がプラスに働く業界の筆頭として、人材派遣や請負業界を挙げています。さらに、中期的には、『FA(ファクトリーオートメーション、工場自動化)の導入が製造業における人手不足や人件費抑制の一助となる。いわゆる“ロボット化”だ。これは日本だけでなく、中国など世界の人件費上昇の問題にも対応できる。FAが本格化して20年以上が経過する日本では、技術やノウハウの蓄積が進み、総合型から特化型まで世界的に有力な企業が多い。FA以外では、レジ簡素化のためのPOSシステムやバーコード、ICタグや回転寿司向けのロボットなども“プチ省人化”策として日本企業の存在感が大きい』と見ています。

さらに、『Eコマース(電子商取引)の増加によってトラックおよび運転手不足が心配される中、2020年東京五輪に向けては選手らの主要な交通手段となるバスと運転手が不足する事態が懸念されている』として、長期的には自動運転が運輸業界の人手不足に大きく貢献するとの見解を述べています。

最後にレポートでは、『人手不足の恩恵を受ける主な銘柄』を紹介しています。具体的にはパーソルHD<2181>やダイフク<6383>、ファナック<6954>など全9銘柄が挙げられていますので、詳しくは9/11付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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