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6378 木村化工機

東証S
722円
前日比
-16
-2.17%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.2 0.87 2.08 41.91
時価総額 149億円
比較される銘柄
IHI, 
日立造, 
化工機
決算発表予定日

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<動意株・14日>(大引け)=LIFULL、荏原実業、バリューHRなど

 LIFULL<2120>=急騰。同社は不動産情報サイトを運営しており、物件掲載件数は業界最多を誇る。手数料収入が収益を支えている。13日取引終了後に17年9月期連結決算を発表、この期に決算期を3月から9月に変更した関係で比較はできないが、売上収益は159億4800万円、営業利益10億1600万円、最終利益4億8900万円だった。対して18年9月期の業績予想は売上収益が410億円、営業利益は50億円、最終利益は34億7800万円を見込んでいる。通期ベースでは17年3月期との比較になるが、実質的に大幅な業績拡大トレンドが確保される格好となっており、これを評価する形で買いが流入している。

 荏原実業<6328>=大幅高で、年初来高値を更新。同社は13日、未分化ヒトiPS細胞の大量培養を可能とする培養基材の開発に成功したと発表。これが材料視されているようだ。この成果は、慶応義塾大学理工学部機械工学科の宮田昌悟准教授と、慶応義塾大学医学部循環器内科の福田恵一教授をはじめとする藤田淳特任准教授、遠山周吾特任助教のほか、同社の計測器・医療本部との共同研究によるもの。この培養基材および基材の表面改質技術を活用することで、iPS細胞を用いた再生医療の基礎研究と臨床応用が大きく進展することが期待されている。なお、この研究成果は国際特許として出願済みで第39回日本バイオマテリアル学会大会(11月20~21日)で公表される予定となっている。

 バリューHR<6078>=後場急伸し、実質上場来高値を更新。同社は午後0時40分ごろ、12月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表。また、従来23円を予定していた17年12月期の期末配当予想を25円50銭に引き上げるとあわせて発表しており、これらを好感した買いが入っている。同時に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算は、売上高21億7800万円(前年同期比16.0%増)、営業利益2億9900万円(同8.6%増)、純利益1億8600万円(同27.6%増)だった。

 木村化工機<6378>=ストップ高。同社は13日取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を199億8000万円から204億円(前期比17.7%増)へ、営業利益を8億7000万円から12億円(同26.1%増)へ、最終利益を6億円から8億5000万円(同34.6%増)へ大幅増額した。コスト管理の徹底や工程管理強化に伴う原価率改善が大きく反映される見通し。営業利益、最終利益ともに減益予想から一転して大幅増益予想に変わったことで株価に対するインパクトも大きなものとなった。

 井関農機<6310>=急騰。同社は農業機械大手で、東南アジア向けなど海外で高水準の需要を捉え業績は好調に推移している。13日取引終了後に発表した7年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高が1205億2600万円(前年同期比1.8%増)と増収を確保し、営業利益は46億3300万円(同67.6%増)、最終利益は33億3200万円(同4.7倍)と高変化を示した。18年3月期業績予想は据え置いているが、営業利益、最終利益ともに既に通期計画を超過しており、これがサプライズとなって株価を押し上げている。

 東洋炭素<5310>=急騰し年初来高値を更新。同社は13日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想について、売上高を325億円から345億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を19億円から33億円(同5.1倍)へ、純利益を16億円から25億円(同8.8倍)へ上方修正したことが好感されている。太陽電池用や半導体用などのエレクトロニクス分野を中心に好調なことや、為替レートが円安で推移していることが要因。また、採算性の改善により限界利益が増加したことなども寄与する。あわせて、従来25円を予定していた期末一括配当を5円増額して30円に引き上げると発表したことも好材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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