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6316 丸山製作所

東証S
2,494円
前日比
+6
+0.24%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.5 0.56 3.41 10.43
時価総額 125億円
比較される銘柄
井関農, 
やまびこ, 
タカキタ
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 丸山製作所


●丸山製 <6316>  【目標株価】230円(3日終値191円)

「業績増額視野でドローン関連でもテーマ性」

 丸山製作所 <6316> の上値余地に着目したい。昨年11月29日の高値213円を払拭して一段の上値を目指す展開が期待される。今年4月1日付で株式併合(10:1)を予定しており、株価は10倍に修正されるが、実質的なファンダメンタルズ面に変化はない。材料株素地に富むだけでなく、有配でPBR0.7倍近辺の時価は指標面からも水準訂正余地がある。

 農家向けを主力に防除機や噴霧機などの農林業機械を製造しており、農業の法人化進展で大型防除機の需要拡大が予想されている。欧米や中国向けなど海外展開も厚く、中国では防除機における同社のブランドは認知度を急速に高めており、商品競争力の強さが今後生かされそうだ。一方、農業用ドローンでは、農業機械のトップメーカーであるクボタ <6326> と散布機の設計などで協業体制にあり、これも折に触れて材料視されそうだ。

 17年9月期営業利益は前期比27%増の9億円を見込むが、市場では前期比56%増の11億円前後へ上方修正余地が指摘されている。

●寺岡製 <4987>  【目標株価】500円(3日終値386円)

「第3四半期経常益が急回復し今期増額余地」

 寺岡製作所 <4987> [東証2]は第3四半期の経常利益が急回復をみせ、今期増額余地が指摘されている。株価は昨年末から390円近辺で上値が抑えられる展開となっているが、0.3倍台のPBRには割安感がある。

 同社が1月30日に発表した17年3月期第3四半期累計(16年4-12月)の連結決算は、経常利益が7億6000万円(前年同期比32.6%減)にとどまったものの、通期計画の8億4000万円(前期比1.3%減)に対する進捗率は90.5%に達した。さらに、10-12月期に限った経常利益は6億8800万円(前年同期比82.5%増)と大きく伸長。

 新中期経営計画で掲げている新製品の開発体制強化や原価低減活動の成果に加え、インフラ補修関連向けなどに産業用テープの売り上げが堅調に推移していることが主な要因だ。また、苦戦していた電機・電子用テープ事業で、モバイル機器などに用いられる電子用テープの受注が徐々に回復してきている点にも注目したい。

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