貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6298 ワイエイシイ

東証P
2,298円
前日比
-106
-4.41%
PTS
2,317.4円
17:48 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.1 1.30 3.26 4.11
時価総額 224億円
比較される銘柄
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マルマエ
決算発表予定日

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<動意株・8日>(大引け)=ワイエイシイ、SOLHD、トヨタ紡織など

 ワイエイシイ<6298>=後場ストップ高。液晶や有機EL分野向けにプラズマドライエッチング装置の受注を伸ばしており、業界内シェアは6割前後と他を圧倒する。米アップルが来年にも投入するiPhoneの表示装置に有機ELパネルを採用する方向にあり、有機ELの製造装置や素材メーカーの商機拡大が株高思惑をもたらせているが、同社は液晶だけでなく有機EL向けでも高実績を誇る。来週13日に始まるアップルの世界開発者会議(WWDC)を控え、「iPhone7s」での有機ELパネル採用に関する新たな思惑が生まれており、同社はその関連有力株としてマークが強まっている。

 SOL Holdings<6636>=後場急伸。午後1時45分ごろ、メキシコ現地法人が、現地のプロフォン社(ハリスコ州)から新たなスーパーソルガム種子の購入申し込みを受けたと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。今回、申し込みを受けたのは、緑肥用として15万キログラム(1キログラム=22ドル、エタノール用5万キログラム(同30ドル)の合計20万キログラム(販売総額480万ドル)。来年3月末までに納品を行う予定だが、同社在庫からの販売は行わず、今期仕入れるスーパーソルガム種子の販売を行うため、従前のような移動平均法による仕入価額と販売価額の差額による会計上の損失は発生しないとしている。

 トヨタ紡織<3116>=後場一段高。ドイツ証券はこの日付のリポートで、投資判断「バイ」を継続しつつ、目標株価を2800円から2900円へ引き上げたことが好感されている。同証券では、米国の赤字、ヨーロッパやアフリカへの抜本的な対策に加え、オーストラリアとアジアの改善が奏功し、営業利益率が向上していることを評価。自動車需要や為替動向などを踏まえて17年3月期営業利益を592億円から649億円(会社計画525億円)へ、18年3月期を同625億円から718億円へ予想を引き上げた。

 大東紡織<3202>=急伸。同社は7日取引終了後に、創立120周年を記念した株主優待を実施し、保有株数に応じてカタログギフトを贈ると発表。また、みずほ銀行をアレンジャーとするシンジケートローン借入を実行することも明らかにしたことで、財務内容の改善なども期待されているようだ。今回のシンジケートローンは、4月のシンジケートローンでリファイナンスとならなかった残債のすべてについて新たに長期資金を借り入れるもの。これにより、借入期間内の約定弁済額を営業キャッシュフローの範囲内に収めることができるほか、支払利息負担が前期に比べ半分程度まで減少する見通しだという。なお、シンジケートローン実行に伴い、借入契約中途解約損失7500万円を特別損失として計上するが、17年3月期業績予想にはすでに織り込まれている。

 OSGコーポレーション<6757>=一時ストップ高。同社は7日の取引終了後、17年1月期の第1四半期(2~4月)連結決算を発表。売上高は14億9300万円(前年同期比12.9%増)、営業利益は1億3700万円(同4.2倍)、純利益は6400万円(同64倍)と大幅な増益を達成したことが好感されている。ウォータードリンクビジネスでは、家庭用製品で取り扱い販売店の拡充に注力。業務用製品でも、ウォータークーラー市場において駅や空港、学校などの公共施設や東京五輪関連を含むスポーツ施設への導入を図っている。

 丸和運輸機関<9090>=大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付でレーティング「バイ」継続、目標株価を3240円から3700円へ引き上げた。低温物流センターの拡大や会員企業の拡大により事業規模を拡大し、新中計目標を超過達成すると指摘。17年3月期を通期連結営業利益で会社側計画の44億8300万円(前期38億7900万円)に対して従来予想の44億円から45億円へ、18年3月期を50億円から56億円へ引き上げている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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