オカダアイヨンは４日ぶり反発、圧砕機・油圧ブレーカーの受注拡大は継続

　オカダアイヨン<6294>は全般軟調地合いのなか４日ぶりに反発。一時、前日比５６円高の１６１７円まで買い進まれている。８月２５日に１８５０円で年初来高値をつけて以降、調整を強いられていたが、押し目買いが入って反発の兆しをみせている。ＰＥＲは１３倍台と割安水準にある。

　同社が８月１０日に発表した１８年３月期第１四半期（４～６月）の連結営業利益は、２億８５００万円（前年同期比７１．７％増）の大幅増益となった。第１四半期の機種別売上高では、主力の圧砕機が再開発・耐震建替需要増により１１億８１００万円（前年同期比１６．６％増）、油圧ブレーカーは新商品Ｖシリーズの売上寄与やレンタル業者向け販売増加により２億１５００万円（同６０．１％増）となった。

　今後も東京五輪を控えての関連施設の建設や、都市再開発案件の需要増加が想定されるなかで、破砕・解体用建機の受注拡大に追い風が継続しそうだ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）