信用
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6265 コンバム

東証S
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13.6 0.52 2.59
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【杉村富生の短期相場観測】 ─ 日経平均株価の12ヵ月先のEPSは1491円に!


日経平均株価の12ヵ月先のEPSは1491円に!」

●こんな局面だからこそ、リスクのチェックを!

 前半(1~8月)相場のもたつきとは裏腹に、個人投資家の多くが「いや~、今年ほど儲かった年はない」と語っている。テーマ性を有する元気な小物にマトを絞った人達だ。確かに、ここにきて日経平均株価が16連騰を記録するなど、主軸株中心に全面高の様相となっている。しかし、先物主導の“空中戦”である。

 こんな投資環境では意外に、利(売買益)を得るのは難しい。まして、内外のリスク要因が消えたわけではない。すなわち、トランプ政権の高圧的、かつ内向きの経済・外交政策、右傾化する欧州の政治情勢、暴発寸前(12月が危ない?)の北朝鮮、“出口”に向かうFRB、ECBの金融スタンス(超緩和策による景気支援の終焉)――などのリスク要因をピックアップできる。

 もちろん、危機は必ず克服される。これが歴史の教訓である。心配は無用だ。ただし、絶好調のときこそ、冷静になる必要があろう。ちなみに、先人は高値圏では悪(懸念)材料を探せ、なかったら売れッ!と教えている。現状は? 世界的な保護貿易主義の台頭を加えると、5つのリスクテーマがあって、大丈夫だが……。

●2018年相場を見据えて仕込む銘柄は?

 一方、現在の日経平均株価の1株利益は1431円(予想ベース)だ。10月25日の終値2万1707円だと、PERは15.2倍となる。ちなみに、2015年6月24日の戻り高値(2万0868円)時の1株利益は1257円、PERは16.6倍、為替は1ドル=123円90銭だった。仮に、16.6倍まで買えば2万3755円の目標値の設定が可能だ。それに、アナリストの12ヵ月先の予想のコンセンサスだと、1株利益は1491円に増加する。

 これをベースにすると、PER15倍で2万2365円、16倍で2万3856円、17倍で2万5347円となる。まあ、これは2018年のお楽しみだろう。

 物色面では2018年相場を見据え、業容一変、株価大化けの夢が膨らむ半導体製造装置関連の芝浦メカトロニクス <6590> 、妙徳 <6265> [JQ]、子会社(東京博善)が東京都内23区に6ヵ所の“焼き場”を伴った葬祭場(23区には同タイプのものは全部で9ヵ所しかない)を運営している廣済堂 <7868> 、自動車用の片面プリント配線板では世界シェアトップの京写 <6837> [JQ]、カーシェア、カーリース用車載機器のユビテック <6662> [JQ]などに注目している。株価はみんな500~600円だ。とりあえず800~900円が見込める。

2017年10月26日 記

株探ニュース

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