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<動意株・21日>(大引け)=ニューフレア、ニホンフラッシュ、酒井重工業など

 ニューフレアテクノロジー<6256>=5連騰。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を6250円から8100円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券は従来、競合企業のマルチビームEBマスク描画装置(MB装置)にシェアを取られる点を懸念材料としていたが、競合企業のMB装置は依然として開発途上と見られることから、将来性に対する過度の悲観の解消を再評価している。

 ニホンフラッシュ<7820>=大幅高。岩井コスモ証券は20日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価は3000円から3500円に引き上げた。同社は室内ドアなど内装システムの製造・販売を行っており、特に、中国事業が業績を牽引している。第3四半期(17年4~12月)の純利益は前年同期比52%増の17億8100万円と過去最高益となった。なかでも、中国事業の受注高は前年同期比で倍増した。18年3月通期の連結純利益は、会社計画23億1000万円に対し25億円(前期比31%増)と上振れを予想。19年3月期の同利益も今期推定比16%増の29億円を見込んでいる。

 酒井重工業<6358>=後場に入って一段高。株価指標面では、PER11倍台、PBR0.8倍台と依然として割安水準にある。同社は1月30日、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を265億円から285億円(前期比20.3%増)へ、経常利益を21億円から28億円(同80.8%増)へそれぞれ増額した。国内の大型ローラー排ガス規制に伴う駆け込み需要に加え、北米や東南アジア向け販売の好調が寄与する。アフリカ向けプロジェクト案件の出荷が始まったことも上振れに貢献している。

 ジェイリース<7187>=ストップ高。同社は20日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、3月13日付で東証マザーズから東証1部に市場変更されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要を先取りする格好で買われている。同社は九州を地盤として、賃貸住宅の家賃債務保証事業を中核に、不動産賃貸に関わる各種支援サービス事業を展開しており、18年3月期連結業績予想は売上高51億5000万円(前期比25.0%増)、経常利益4億3000万円(同37.7%増)を見込む。また、東証1部への市場変更に伴い、従来3円50銭を予定していた期末配当を4円50銭に引き上げると発表しており、これも好材料視されているようだ。

 高千穂交易<2676>=急騰し、昨年来高値を更新。同社は20日の取引終了後、イスラエルのスーパースマート社の新世代チェックアウトシステム「Supersmart」の取り扱いを開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。「Supersmart」は、買い物客が買い物をしながら自分のスマートフォンを使って商品バーコードのスキャンを済ませ、従来レジで行っていたバーコード読み込みを不要とすることでレジ処理時間を大幅に削減するシステム。既存のインフラや仕組みを大幅に変える必要がなく、導入時のコストも抑えることができるのが特徴としている。既にイスラエルやヨーロッパの店舗での導入が始まっており、欧米の大手小売チェーンでの検討も進んでいるとしているが、日本では初年度に3社への導入を目指すとしている。

 石井表記<6336>=急反騰。同社は20日の取引終了後、中国の液晶パネルメーカーからインクジェット装置の大口受注を獲得したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。受注したのは配向膜塗布インクジェット装置で、受注金額は12億6000万円。なお、売り上げ計上は19年1月期を予定しており、集計中の18年1月期業績への影響はないとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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