貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6196 ストライク

東証P
4,415円
前日比
-30
-0.67%
PTS
4,404.5円
12:52 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.1 5.88 1.40 13.06
時価総額 854億円
決算発表予定日

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【杉村富生の短期相場観測】 ─ 明るい展開が期待できる年末年始相場!


「明るい展開が期待できる年末年始相場!」

●日経平均はPER15~16倍水準を狙う!

 年末年始相場は大方の専門家の予想と裏腹に、かなり明るい展開になるだろう、と考えている。日経平均株価は今年の大発会(1月4日)の終値1万8450円、ザラバ高値1万8951円を奪回すると思う。

 この水準はほぼPER15~16倍ゾーンである。再三指摘しているように、日経平均はここ数年、PER13~17倍のレンジで動いている。PER15~16倍の“目標値”は不可能なレベルではない。ちなみに、PER17倍だと、2万円の大台に乗せる。

 強気相場の背景は内外の市場環境が急好転をみせているほか、テクニカル的に「底打ち」→「反騰態勢入り」を示唆するデータが相次いでいることにある。原油価格はジリ高に転じ、 為替は円高がピークを越えた、と判断している。2017年には1ドル=115円前後の円安があろう。

 今年12月、ないしは来年1月の衆議院解散→総選挙説の浮上は株価を刺激する。そう、安倍政権は政策総動員態勢で臨む。現在の株価、為替水準では「アベノミクス失敗」と言われる可能性がある。

●全般カサ上げ相場の動きが継続!

 一方、物色面では日経平均の上昇につれて全般カサ上げの動きと深押し銘柄のリバウンドが期待できる。具体的にはストライク <6196> [東証M]、イー・ギャランティ <8771> 、日本システムウエア <9739> 、ディップ <2379> などに注目している。

 ストライクはネットによるM&Aの仲介業務を行っている。日本M&Aセンター <2127> を「経営目標」にしているが、現状の経常利益(今期予想)は10分の1に過ぎない。しかし、発行株式数は8089万株対297万株と、27分の1である。これは資本成長(株式分割)が可能なことを意味する。なお、11月末には1対3の株式分割を行う。

 日本システムウエアはソフトバンクグループ <9984> が買収した英・ARMとIoT分野で提携している。ARMのホームページには「Our Partners」と紹介されている。ソフトバンクはIoT分野に注力する考えだが、その橋渡し役として日本システムウエアがクローズアップされているのではないか。

 深押し銘柄では、8月26日に989円の安値をつけ、5月16日の高値4115円比76%も下げたネクシィーズグループ <4346> の反発、一段高に期待できる。

2016年9月29日 記

株探ニュース

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