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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6191 エアトリ

東証P
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前日比
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14:59 03/29
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単位
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PER PBR 利回り 信用倍率
144 2.91 2.46
時価総額 362億円
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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:東証マザ?ズ指数先物の取引開始と個人投資家


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年7月7日9時に執筆
7月の東京市場には個人投資家にとって大きなイベントが2つ待ち構えている。15日のLINE<3938>上場(東証1部もしくは2部上場予定)と、19日の東証マザ?ズ指数先物の取引開始である。いずれも今や個人投資家の主戦場となっている感の強い新興市場でのホットな話題であり、すでにそれを睨んだ相場の変化がはじまっている。

今年に入ってからの日経平均の低迷とは一線を画すように、東証マザ?ズ指数は4月に戻り高値を取り、現在も高値圏で推移している。直近IPO銘柄人気は過熱傾向にあり、公開価格から大きく値上がりする銘柄が続出する活況ぶりが目立つ。

個人投資家の間でも知名度が高く、これまで幾度となく株式上場が先送りになってきた分、関連銘柄への影響など大物感漂うLINEの株価推移もさることながら、私には19日の東証マザ?ズ指数先物の上場のほうが気になるのだ。

新興市場を対象とした初めての上場先物であると同時に、東証マザ?ズ指数の算出方法が「上場する全銘柄を対象として算出される浮動株調整時価総額加重型の指数」であることから、時価総額の大きい個別銘柄に対し、個別企業業績とは関連性を持たない先物指数に絡んだ売り買いが予期できない株価変動をもたらすリスクが発生する。

リスクヘッジが本来の存在意義である先物取引ではあるが、現実の金融市場では先物市場の乱高下によって現物市場の振れ幅が増幅されるといった「本末転倒」が繰り返される。この流れは個人投資家にとっては「避けては通れない道」である。東証マザ?ズ指数先物の上場を投資チャンスにするには、時価総額上位銘柄への目配りがカギとなりそうだ。

個別株では今月末に株式3分割を発表し一段の流動性向上と時価総額増加にはずみがつきそうなエボラブルアジア<6191>、市場で人気化している直近IPO銘柄であり、LINE株の直前上場銘柄であるセラク<6199>などに注目している。

※「兜町放浪記」は株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す個人投資家向け株式ブログです。単なる上がる株・下がる株の予想屋を標榜とせず、株式投資を通じて社会全般と経済と人生を学ぶ、個人投資家に支持されるブログとなるよう日々アクティブな情報発信に励んでおります。当ブログの監視銘柄は直接「兜町放浪記」にお立ち寄りいただくことをオススメします。


執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記

《MT》

 提供:フィスコ

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