ベルシステム24ホールディングス---1Q売上収益3.8%増、コア事業の売上収益は15.0%増
ベルシステム24ホールディングス<6183>は13日、2017年2月期第1四半期(16年3-5月)決算を発表。売上収益が前年同期比3.8%増の267.79億円、営業利益が同1.6%減の22.93億円、税引前利益が同1.0%増の20.71億円、四半期純利益が同8.1%増の13.34億円だった。
売上収益は、旧BBコール業務の減少・スポットの低調の一方、コア業務が拡大している。利益面では、収益性の改善途上にある新規業務の拡大により、営業利益が1.6%減となっている。事業別売上収益では、既存業務と新規業務を合わせたコア事業の売上収益は、前年同期比15.0%増。また、業種別売上ではクライアント企業との強固な関係が基盤となり、放送・出版・情報サービス、金融、流通、運輸・通信、製造など、全ての業種において、売上収益が増加した。
17年2月期通期については、売上収益が前期比2.1%増の1046.80億円、営業利益が同3.2%増の91.70億円、税引前利益が同4.1%増の82.00億円、当期純利益が同5.7%増の53.20億円とする期初計画を据え置いている。優先取組み事項としては、マイナンバー業務において、金融業界を重点ターゲットにアプローチするど、スポット案件の確実な取り込み。また、伊藤忠シナジーの継続的拡大を推進する。
《TN》
提供:フィスコ