貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

6178 日本郵政

東証P
1,418.5円
前日比
-6.0
-0.42%
PTS
1,422円
23:46 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.9 0.45 3.52 11.91
時価総額 45,481億円
比較される銘柄
ゆうちょ銀, 
かんぽ生命, 
三菱UFJ
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

直撃Q&A 「郵政IPO」(1) 秋野充成氏に聞きました!

●秋野充成氏 (いちよしアセットマネジメント・執行役員)

 郵政グループ3社が4日、東京証券取引所に株式上場を果たした。日本郵政 <6178> とゆうちょ銀 <7182> 、かんぽ生命 <7181> の初値は公開価格に対し大幅に上昇する好調なスタートを切った。この郵政3社のデビューを株式市場関係者はどう評価しているのか。また、郵政グループが抱える課題とは何か。いちよしアセットマネジメント・執行役員の秋野充成氏に聞いた。


Q1 郵政3社の初値をどう評価するか?

 初値は想定より高値で決まった。きょうの買いのほとんどは個人ではないか。かんぽ生命は品薄ということもあり急伸したのだろう。機関投資家からの評価はあまり高くないだろうが、個人投資家としてなら郵政3社は「資産株」として魅力的であり、その株式を買うという選択肢はありだと思う。基本的には郵政3社のデビューは大成功とみていいだろう。

Q2 今後、予想される当面の株価展開は?

 横ばいか良くてジリ高を予想する。株価の割安感は薄れており今後10~20%の上昇は想定しにくい。もともと、あまりキャピタルゲインを狙う株だとは思わない。TOPIX組み入れなどの期待感もあり、株価はそうは下がらないだろう。ただ、成長性には期待しにくい。アクティブ運用の機関投資家は株価の急落時にディフェンシブ株として買う時などは別として、あまり手を出さないと思う。

Q3 これからの郵政3社の課題は?

 成長性には、やはり疑問は残る。また、3社同時上場という点もやはり分かりづらかった。パッシブ系の運用をするファンドは別にして、海外投資家も含め機関投資家は、積極的にはさほど買わないだろう。もっとも、個人投資家からみればボラティリティが抑えられ下値不安が小さいならば、長期投資の資産株として魅力的だろう。


  直撃Q&A 「郵政IPO」(2) 清水三津雄氏編に続く
  直撃Q&A 「郵政IPO」(3) 植木靖男氏編に続く
  直撃Q&A 「郵政IPO」特集ページ

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均