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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、新日鐵住金、マーベラスなど


日本ガイシ<5333>:2513円(前日比-102円)
反落。自動車向け排ガス浄化装置の販売を巡り、米司法省からカルテルの疑いで調査を受け、約78億円の罰金を支払う司法取引に応じたことがわかったと伝わっている。先行きへの影響などを不安視する動きも先行しているもよう。ただ、同社では前期決算において、競争法関連損失引当金繰入額として93億円を特別損失に計上している。みずほ証券では、本件はあくまで過去の事案に基づいた一時的な費用であり、今後の収益性などに影響が出るものではないと判断しているようだ。

マーベラス<7844>:1052円(前日比+50円)
買い先行。前日に自社株買いの実施を発表、発行済み株式数の3%に当たる160万株を上限としている。取得期間は9月7日から9月18日までとしている。取得期間は極めて短期間となっており、需給インパクトへの期待が高まる格好のようだ。先月の下落率が相対的に大きくなっていたなか、会社側の株価意識の高まりとも捉えられる形に。

クラリオン<6796>:307円(前日比+18円)
買い優勢。クレディ・スイスでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を430円としている。強い業績モメンタム、日立との連携による開発・コスト構造面でのメリット、走行支援分野の実用化に伴う中期的な利益成長期待などを高評価の背景としているようだ。今期営業利益は、会社計画や市場コンセンサスを上回り、前期比6割超の増益を見込んでいるもよう。日立との資本関係の変化などにも注目と。

ソフトバンクG<9984>:6465円(前日比-231円)
続落、7月9日以来の年初来安値更新となっている。バークレイズでは投資判断を「オーバーウェイト」から「アンダーウェイト」に一気に2段階格下げしており、ネガティブなインパクトにつながっているようだ。目標株価も8400円から7500円に引き下げている。バークレイズでは、短期的な株価パフォーマンスという観点からは、不確実性の高い投資へキャッシュフローを振り向ける同社より、株主還元を実施する同業他社への選好度が高まると判断しているようだ。スプリントというハードルを越えるまでは辛抱が必要と。

新日鐵住金<5401>:238.5円(前日比+0.6円)
買い優勢。JPモルガンでは、目標株価は350円から340円に引き下げているものの、投資判断は「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げしている。国内・海外ともに鉄鋼業界のファンダメンタルズは悪化し続けてきたが、市場のセンチメント悪化はピークを迎えており、短期的にはリスク要因を必要以上に織り込んだ水準にまで調整していると指摘。なお、本日は中国市場が休場であることなども買い安心感につながる。

ユークス<4334>:606円(前日比+40円)
大幅続伸。16年1月期の上期(15年2-7月)業績予想を修正している。営業損益は従来予想の1.72億円の赤字から1.07億円の赤字(前年同期は0.65億円の黒字)となり、赤字幅が縮小する見込み。パチンコ・パチスロ関連の受託開発の進捗により受託売上が増加することや、販管費の減少が主な要因としている。なお、16年1月期の通期業績については従来予想を据え置いている。

エムケイシステ<3910>:2788円(前日比+38円)
一時急伸。マイナンバー対応システム「マイナde社労夢」の外部連携APIのシステム仕様を無償で提供すると発表している。連携を希望するソフトウェア開発会社などから申し込みを受け付け、仕様書を無償で提供。API利用ソフトウェアの開発後、同社が発行したソフトウェアコードを組み込むことで「マイナde社労夢」を直接利用することが可能となる。一時2980円まで上昇する場面があったが、利益確定売りに押され伸び悩んでいる。

メタップス<6172>:2307円(前日比-53円)
朝方は急反発。スマートフォン向け動画広告とテレビCMの効果を統合的に分析可能なツール「Metaps Video Analytics」の提供を開始したと発表している。主な機能として、動画広告の効果分析、TVCMとの統合分析、人気動画の統計情報、ネット上の口コミ分析の4つが挙げられている。同社は、スマートフォンの普及や若者のテレビ離れなどを背景に、スマートフォンとテレビを融合させた新しいマーケティング戦略が重要になるとみている。

《KS》

 提供:フィスコ

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