信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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6149 小田原エンジニアリング

東証S
1,807円
前日比
+31
+1.75%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.6 0.66 2.77
時価総額 116億円
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カワタ, 
アイダ, 
新東工
決算発表予定日

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<動意株・2日>(大引け)=東陽テク、デジアーツ、マキタなど

 東陽テクニカ<8151>=後場急伸。午後2時ごろに発表した21年9月期の連結業績予想で、売上高250億円(前期比8.2%増)、営業利益21億円(同68.0%増)、純利益15億円(同4.3%増)と大幅営業増益を見込み、年間配当を前期比2円増の40円を予定していることが好感されている。情報通信/情報セキュリティー分野で5Gやローカル5G製品、自社製品SYNESISの拡販を見込む。また、物性/エネルギー分野の次世代電池の研究開発向けや、ソフトウェア開発支援分野でゲーム業界や自動車関連業界への伸長を予想している。なお、20年9月期決算は、売上高231億400万円(前の期比9.6%減)、営業利益12億5000万円(同32.8%減)、純利益14億3800万円(同26.0%増)だった。

 デジタルアーツ<2326>=急反発。10月30日の取引終了後に発表した21年3月期上期(4~9月)の連結決算は、売上高31億100万円(前年同期比12.2%増)、経常利益13億1600万円(同20.5%増)と2ケタ増収増益を達成しており、これを好感する買いが入っているようだ。多様化するサイバー攻撃被害が相次いでいることを背景としてセキュリティー製品に対する需要が拡大するなか、企業向けを中心にWebとメールのセキュリティー対策ソフトやクラウドサービスの販売が伸びた。公共向けではGIGAスクール構想において、教育委員会から「i-FILTER」シリーズの案件の受注も進行し始めたという。

 マキタ<6586>=大幅反発。10月30日の取引終了後、21年3月期の連結税引き前利益が675億円(前期比2.3%増)になりそうだと発表。従来予想の530億円(同19.7%減)から一転して増益見通しとなり、これを好感する買いが入っている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)の同利益は前年同期比11.0%増の382億7300万円だった。新型コロナウイルスの影響を受けた営業活動の制限や為替による海外売上高の目減りなどはあったものの、外出自粛による巣ごもり需要や経済活動の再開による工具需要の拡大を背景に、2ケタ増収増益を達成した。好調な上期業績を踏まえて通期予想の上方修正に踏み切ったとしている。

 小田原エンジニアリング<6149>=上値指向。商いこそまだ盛り上がりを欠いているものの、株価トレンドは急速な上値追い態勢にあり市場の視線が集まっている。同社はモーター用自動巻線機の大手で海外向け実績が高い。特に、自動車向けではハイブリッドカーや電気自動車(EV)の駆動・発電機用モーター分野に傾注しており、同関連株として存在感を示している。世界的な脱炭素社会への取り組みが加速するなか、中国では2035年に新車販売における環境対応車比率を100%とし、従来型ガソリン車を全廃する方向にある。これにより同社の収益環境には強い追い風が吹くとの見方が、足もとの買い攻勢に反映されている。時価総額150億円前後と小型で株価も足が速く、7月22日につけた年初来高値2810円も視野に入ってきた。

 トプコン<7732>=マドを開け急伸。同社が前週末10月30日取引終了後に発表した20年4~9月期決算発表は営業損益が7億6800万円の赤字だった。ただ、今期業績が苦戦している状況は株価に織り込みが進んでおり、今回の上期決算については事前の市場コンセンサスを上回った。4~6月期時点では23億2200万円の赤字であり、損失幅が大幅に縮小したことを評価して株価は6日ぶりに満を持して急反発に転じる形となっている。信用買い残もここ3カ月間で整理が進んでいた。直近信用倍率は1.5倍で株式需給面からも上値に重さがない。

 アイティメディア<2148>=切り返し急。同社はIT系などを中心としたニュースサイト運営を主力展開するが、最近は「ねとらぼ」をはじめとした非IT系メディア育成にも力を注ぎ業績は高成長路線を走っている。前週末10月30日取引終了後、21年3月期業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想の58億8800万円から63億8000万円(前期比21%増)に、最終利益は9億5000万円から11億2000万円(同44%増)に大幅増額しており、これを評価する形で投資資金の流入が加速した。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に展示会やイベントをオンラインで行うデジタルイベント関連の収益が想定を上回る伸びを示し、業績に反映されている。株価は75日移動平均線を足場に一気に戻り足を強める展開に。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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