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2017年02月19日09時30分

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ トランプ相場に乗り切れぬ日本の“なぜ”


「トランプ相場に乗り切れぬ日本の“なぜ”」

●「トランプ期待」で日米に温度差

 米国市場でNYダウNASDAQ、S&Pの3大指標が順調に上昇、史上最高値を更新しているというのに、東京市場の騰勢は残念ながら弱々しい。

 上がらないわけではない。しかし、力強さにかけ、なかなか2万円大台どころか、1万9500円の突破にも苦戦しているのが実際だ。その背景にあるのは、米国市場ではトランプ政権に対する期待感と信頼性が衰えていないのに対し、東京市場では元々どららも高くなかったものが、さらに低減傾向にあるため。こういうことになる。

 われわれは米国発のトランプ政権関連情報をCNNや新聞情報などで入手し、それらのほとんどがネガティブ情報であるため、どうしてもそれに影響されてしまうところがある。しかし、米国の投資家たちは、ほとんどマスコミ情報を当てにしていないようなのだ。そして、むしろ信じているのはトランプ大統領が日々発信し続けているツイッター経由の情報。こうなっている可能性が高い。

 私もトランプ大統領のツイッターは毎日欠かさず見ているが、なぜそうしているのか。改めて考えてみると、トランプ政権が行ったり、行おうとしていることを知るためにはツイッターを見てさえいればよいのだから、極論するならCNNや新聞、雑誌媒体は見たり読む必要も、買う必要もない。こうなってしまう。

●本人発の予告情報に沸く米国

 つまり、トランプ政権に関する情報は、トランプ大統領が自ら発信するツイッターを見ていれば分かる。こういうことなのであり、投資する側から見るとそれはありがたい。

 最近も次のような記述があった。

 Stock market hits new high with longest winning streak in decades. Great level of confidence and optimism - even before tax plan rollout!

 米国市場の高値更新を喜ぶ内容だが、同時に注目したいのは、「税制改革をする前にこんなに上がっている」と書いてあること。ということは? そうだ。税制改革=減税を実施するということ。それを大統領が自ら書いているだから信頼性の高い予告情報ということになる。

 なお、トランプ大統領のツイッター(Donald J. Trump)はツイッター利用者であれば日本人でも見られるので、ぜひ参考にしていただきたい。

 さて、ここでの注目銘柄。まずは三菱ケミHD <4188> だ。三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨン、田辺三菱製薬 <4508> などを傘下に擁する持ち株会社で、いまは全分野が好調なだけに、株価はさらに水準を上げてもおかしくない。化学株では他にトクヤマ <4043> も堅実高が見込める銘柄だ。

 ハイテク株ではコイル自動巻線機械に強い日特エンジニアリング <6145> [JQ]だ。スマホ、自動車部品用などの需要好調が続き、株も魅力的だ。

 大きく売り込まれた銘柄もしばらく時間をかければ浮上が見込める。業務用厨房機器冷凍冷蔵庫、製氷機などの大手ホシザキ <6465> 、そして16日に物流倉庫の火災に見舞われ株が急落してしまったアスクル <2678> だ。どちらもすぐの反発ではなく、少し時間をかけて回復を待ちたい。

2017年2月17日 記

株探ニュース

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