貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6145 NITTOKU

東証S
1,902円
前日比
-46
-2.36%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.3 0.92 1.79 18.92
時価総額 344億円
比較される銘柄
THK, 
新東工, 
ユニオンツル
決算発表予定日

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有賀泰夫の有望株リサーチ


●日特エンジ <6145> [JQ]
―トランプ米国にも敵なし! 圧倒的ダントツ企業―

 世界的に景気が回復しています。外需型の景気敏感株の中に、歴史的に見ても高水準の株価を達成する銘柄が出てきています。ただし、日本の企業の場合、トランプ米大統領の登場でどんな無理難題を要求されるかわかりませんので、下手な株には手が出せません。

 選択すべき銘柄は、米国にライバルがほとんどいない銘柄で、円高にも強く、それでいて景気敏感であることが条件になります。

 日本の自動車や電機などで最終製品を作っている会社は米国にライバルが多いので、なかなか手掛けにくい面があります。そこで、日本が圧倒的に強い、部品や機械などの中から独自性の強い会社を探すのが賢明です。

 日特エンジニアリング <6145> [JQ]はその条件が当てはまる1社です。同社は小型巻き線機のダントツ企業で、世界のトップメーカーになります。小型巻き線機は、コイルやモーター、センサーなどに必要な小型コイルの製造に不可欠な機械です。

 特に同社は、自動小型巻き線機に強く、最近は中国で人件費が上昇し、どんどん自動化機械を導入しています。同社は最近、中国から巨額の受注を獲得しました。

 底値から2倍ほどになっていますが、依然割安感が強い株と言えましょう。

(2月10日 記)

有賀泰夫(ありがやすお)
H&Lリサーチ代表。新日本証券(現みずほ証券)に入社後、アナリストとしてクレディ・リヨネ証券に転職。現三菱UFJモルガンスタンレー証券を経て、09年4月に独立して、H&Lリサーチを設立。ファンド向けアドバイスなどを行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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