三菱UFJモルガン・スタンレー証券の工作機械セクターのリポートでは、1月の工作機械受注速報値を受け、内需は引合い堅調も、中小企業中心に4月以降に支給が予定されている補助金を睨み、商談の決定が先送りされる傾向が続いていると指摘。
外需はスマホ関連や汎用機の落ち込みが大きいとみて、原油価格の下落などからオークマ<
6103>などの汎用工作機械は当面厳しい状況を想定して、自動車エンジン用ターンキーや航空機向けなどで海外受注が急回復している牧野フライス製作所<
6135>に注目。スマホ向けでは、「旧正月明け以降の動向を注視したい」との見解を示している。
《MK》
株探ニュース