貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

6098 リクルート

東証P
6,516円
前日比
-28
-0.43%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
28.4 5.15 0.35 3.42
時価総額 107,504億円
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

人手不足で好調続く人材サービス業界、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6月も終わりに近づいていますね。30日には総務省が5月の完全失業率を、厚生労働省は有効求人倍率を発表する予定です。そこで 6/27付の「Daily Outlook」では、人手不足で好調が続いている人材サービス業界についてまとめられているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『人手不足が足元で一段と深刻化している。4月の有効求人倍率は 1.48倍(3月:1.45)と、バブル期の最高水準だった1.46倍(90年7月)を上回った。3月の日銀短観・雇用人員判断DIも全規模・全産業で▲25%pt(12月:▲ 21%pt)とマイナス幅(不足度合)は約25年ぶりの高水準。女性の社会進出等を背景に労働力人口は増加が続いているものの、景気の回復や政府の働き方改革(長時間労働の是正による人手不足)等を背景に労働力人口の増加を上回るペースで企業の求人が増加している』と伝えています。

次に、雇用形態に着目し、『こうした中、企業は人材の確保に努めており、雇用形態別では特に、低コストで柔軟な人数調整が可能な派遣社員を積極的に雇用している。2017年1-3月の派遣社員実稼動者数は前年同期比+7.5%と比較可能な09年以降で最も高い伸びとなった。賃金についても、非正規は高い伸びとなっている(16 年は前年比+3.3%)』と紹介しています。

続けて、非正規の賃金が伸びていることから、『今後は働き方改革(同一労働同一賃金)もあって非正規社員の賃金は一段の伸びが期待できよう。派遣料金は派遣社員の賃金と連動しており(派遣料金の約7割が賃金)、派遣社員数の増加や賃金上昇は人材派遣会社の業績に追い風となろう』と分析しています。

最後にレポートでは、『主な人材派遣関連銘柄』を紹介しています。具体的にはリクルートHD<6098>やテクノプロHD<6028>など全5銘柄が挙げられていますので、詳しくは6/27付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均