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6071 IBJ

東証P
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IBJ---16/12期、婚活サービスのニーズの高まりで10期連続増収を達成、4期連続増配予想、次期も積極的投資継続


IBJ<6071>は2月14日、2016年12月期(16年1月-12月)連結決算を発表。売上高が52.68億円、営業利益が11.11億円、経常利益が11.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が7.25億円だった。なお、同社は当期第2四半期より連結決算を開始したため、前年比較については記載していない。しかし、新規連結子会社分を除いた売上高・営業利益でも実質増収増益で、10期連続の増収を達成した。好業績に伴い、予想配当も6.0円と実質増配(前期実績17.0円だが、16年1月に株式3分割を行っている。)で、4期連続増配となった。

メディア部門は、コミュニティ事業、イベント事業、コーポレート事業、FC(フランチャイズチェーン)事業、ライフデザイン事業より構成される。コミュニティ事業は婚活サイト「ブライダルネット」を運営。イベント事業は婚活パーティー「PARTY☆PARTY」、合コンセッティング「Rush」を運営。コーポレート事業は全国の加盟相談所へのシステム提供、独立開業支援などを手掛ける。FC事業は、結婚相談所FC加盟店の開発・直営未出店地域での婚活インフラ増強を推進。ライフデザイン事業は、ウエディング領域の「ウインドアンドサン」、旅行領域の「かもめ」の両子会社が推進する。

サービス部門はラウンジ事業により構成され、直営結婚相談所「IBJメンバーズ」を運営する。

婚活サービスに対する社会的ニーズが高まっており、各部門・事業とも会員数や加盟店数などの指標は順調に伸長し、同社のサービス利用者は増加傾向にある。地方自治体からの受託や、シニアまでも含めた総合ライフデザインカンパニーを目指すなど、成長戦略の範囲は多岐にわたる。M&Aを含めた事業領域の拡大を積極的に推進する予定である。

17年12月期通期予想については、売上高が前期比75.7%増の92.59億円、営業利益が同15.3%増の12.81億円、経常利益が同15.3%増の12.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.8%増の8.62億円である。

《TN》

 提供:フィスコ

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