キャリアリンクが急反落、８月中間期営業利益が従来予想を大きく下回る

　キャリアリンク<6070>が急反落し、１１時２０分時点で東証１部の値下がり率２位となっている。９月３０日の取引終了後に発表した第２四半期累計（３～８月）単独決算が、売上高７９億１４００万円（前年同期比２２．０％増）、営業利益３億９２００万円（同４．０％減）、純利益２億３８００万円（同０．７％減）と減益となり、かつ従来予想の営業利益４億５５００万円（前年同期比１１．４％減）を大きく下回ったことが嫌気されている。首都圏で稼働中のＢＰＯ大型プロジェクト案件の新規業務が順調に拡大したことなどが寄与し大幅増収となったが、ＢＰＯ関連事業で新規受注業務のスタッフ研修費や下期運用開始案件に関する先行投資費用の支出などが利益を圧迫した。
　なお、１６年２月期通期業績予想は、売上高１６３億６８００万円（前期比１７．４％増）、営業利益９億５１００万円（同１４．４％増）、純利益５億６２００万円（同１５．４％増）の従来予想を据え置いている。

キャリアリンクの株価は１１時２３分現在１４９４円（▼１７４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）