貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6037 ファーストロジック

東証S
512円
前日比
+7
+1.39%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.5 2.13 1.56 659
時価総額 121億円

銘柄ニュース

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<動意株・20日>(大引け)=フライト、ブレインパッド、JBRなど

 フライトホールディングス<3753>=大幅高。ここにきて企業のクラウド活用の動きが一段と活発化している。ビッグデータの普及と同時進行する形でデータ急増に伴うサーバーなどへのシステム投資負担の重さが企業にとっての悩みの種となっており、これがクラウド市場の急拡大につながっている。米国では時流に乗ってアマゾン・ドット・コムが業績を急成長させているが、東京市場でもその流れが投資テーマとして意識されている。同社はクラウド導入支援などのクラウドソリューションに注力しており、中期成長期待が強い。また、電子決済ソリューションも決済端末やソフト販売が好調で業績に貢献している。19年3月期は営業利益段階で前期比約4倍の2億7000万円を見込むが、20年3月期も増収効果から利益は大幅な伸びを持続するとの見方が市場では強まっている。

 ブレインパッド<3655>=後場一段高。約2カ月ぶりに上場来高値更新。今でこそ広く普及しているディープラーニングだが、同社は同分野の研究開発の草分けで人工知能(AI)関連の象徴株としてマーケットの注目を集める。ここ情報ソフト関連株に強い動きが目立つが、その背景にはクラウドサービスやRPA(業務のAI化)などの市場拡大がある。同社はその両方で強みを持っており、前期(18年6月期)から収益成長局面に突入している。ファンド系資金の買いも観測されており、直近では英国の投資運用会社ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーが20日付で保有株比率を9.38%にまで高めたことが確認されている。

 ジャパンベストレスキューシステム<2453>=急騰し上場来高値更新。鍵やガラス、水回り関係など生活トラブル解決を行う。会員数の増加で利益成長を続けており、18年9月期は前期比38%営業増益を見込む。東証1部に上場するが時価総額は500億円未満と小型で値動きが軽く、信用取組は14日申し込み現在で信用倍率0.4倍と売り長、日証金では株不足状態にあり足もとは逆日歩がついている。18年9月期は好調な業績を背景に年間配当を11円と従来予想比1円上乗せするなど株主還元姿勢も強めている。

 三桜工業<6584>=大幅高で4連騰。自動車向け配管部品を手掛けるが、電気自動車(EV)の基幹部品である2次電池分野にも積極展開している。今月に入り、米国のベンチャー企業で独自技術による全固体電池開発を手掛ける米ソリッド・パワーへ出資を発表、現行のリチウムイオン電池に続く次世代電池分野への取り組みを評価する動きが顕在化している。

 ファーストロジック<6037>=一時ストップ高。同社が19日の取引終了後に発表した18年7月期単独決算は、売上高18億2200万円(前期比1.6%増)、営業利益6億2500万円(同25.5%減)、純利益4億7600万円(同7.3%減)となり減益だったものの、市場予想の5億円前後を上回って着地したことが好感されている。「楽待」サイト会員数が12万5000人(前期比32.6%増)と順調に増加したほか、物件掲載サービス、提案サービスが伸長し増収を確保した。一方で、スルガショックによりセミナー掲載サービスが減少したほか、積極的に広告宣伝費を投入したことが利益を圧迫した。なお、19年7月期業績予想は非開示としている。

 ケア21<2373>=ストップ高。同社は19日の取引終了後、10月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。今回発表の株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。なお、効力発生日は11月1日。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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