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6037 ファーストロジック

東証S
501円
前日比
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-1.96%
PTS
502.2円
13:27 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.2 2.09 1.60 659
時価総額 119億円

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ファーストロジック Research Memo(5):不動産オーナーを支援するマッチングサービスをローンチ


■事業モデルの詳細と成長シナリオ

(2)『大家さんの味方』の事業モデル

ファーストロジック<6037>が2015年7月29日にローンチした「大家さんの味方」の事業モデルも、原則としては「楽待」と同じだ。すなわち、投資用不動産オーナーである個人会員と資産運用に関わる事業者(典型的にはリフォーム会社)とをマッチングさせるサービスを提供し、料金は事業者から受け取る、というものだ。

投資用不動産を活用して資産運用を行う過程では、不動産オーナーは様々な対応を迫られる。その多くは投資用不動産の内外装や設備の補修・改修に関するものだ。「大家さんの味方」では現状、“塗装(外壁・防水・鉄部)”というカテゴリのみをサービス対象としているが、順次、カテゴリを拡大していく予定である。また、リフォーム分野に限らず、弁護士・税理士などの士業やローン・金融機関といった資金面でのサポートもメニューに加えていく計画だ。

具体的な収益項目は2つだ。1つはリフォーム会社等の事業者のサイトへの掲載料で、これは10,000円/月となっている。もう1つは、外壁塗装を希望する個人会員が「一括見積」サービスに申し込み、それに対して見積りを行った際に支払う料金だ。これは見積金額に応じて10,000円~100,000円と予定されている。

リフォーム会社の立場からは、リフォーム案件を一般戸建て住宅と投資用不動産(1棟アパート、マンション等)とで比較した場合、工事規模が大きく採算性が高いのは投資用ということになる。しかし、投資用不動産のリフォーム需要に効率よくアクセス可能なサイトは現状では「大家さんの味方」しかない状況で、これが同社のサービスを利用する動機付けとなっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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