MRT---2Q売上収益2ケタ増、医療人材サービスが好調に推移

MRT<6034>は14日、2018年3月期第2四半期（2017年4～9月）連結決算（IFRS）を発表した。売上収益が前年同期比36.1%増の7.48億円、営業利益が同17.1%減の1.19億円、税引前利益が22.4%減の1.06億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同29.7%減の0.65億円となった。

関東、東海、関西エリアを中心に営業基盤の強化及び医師や看護師のネットワークの拡大を図り、非常勤医師紹介件数の増加及び前期における連結子会社の増加が寄与し、売上収益は順調に推移した。また、九州エリアにおける同社グループの周知及びサービスの拡大を目的に、2017年6月に福岡営業所の開設を行うとともに、「遠隔診療ポケットドクター」導入拡大に向けて、営業人員及び販売店の強化を図り、人件費及び販売活動に係る費用が増加した。売上収益の内訳は、医療人材サービス（医師、その他の医療従事者）7.20億円（前年同期比34.0%増）、その他0.27億円（同135.3%増）となっている。

2018年3月通期の連結業績予想は、売上収益が前期比31.7%増の15.20億円、営業利益が同80.9%減の0.30億円、税引前利益が同85.9%減の0.20億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同88.7%減の0.10億円とする8月に公表した修正計画を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ