日本ＰＣサービス、前期経常を68％下方修正

げを行った太陽光発電システム及び蓄電池の販売事業が当初の予測を上回る見込みで進捗し、売上高は予想値2,612百万円に対し203百万円上回り、2,816百万円の見通しとなります。なお、上述の売上高の構成の変化により、売上総利益率が低い太陽光発電システム及び蓄電池販売事業の売上高が増加したことから、売上総利益率が当初予測の43.0％を下回る37.4％となる見込みであり、売上総利益は予想値1,123百万円に対し70百万円下回り、1,053百万円の見通しとなります。内訳は以下のとおりとなります。（１）駆けつけサポートにおいて、主要提携企業からの集客に基づく紹介件数（受付件数）が大幅に減少しており売上高が予想値を182百万円下回り、1,783百万円の見通しとなります。（２）代行設定サポートの設定設置業務において、提携企業のパソコン出荷台数の減少に伴う受託作業数減少により売上高が予想値を113百万円下回り、243百万円の見通しとなります。一方、予定より早期に開始した太陽光発電システム及び蓄電池販売事業の売上高が予想値より513百万円増加し売上高減少の打ち手となり代行設定サポート全体において、売上高が予想値を400百万円上回り、757百万円の見通しとなります。（３）会員サポートセンター事業において、提携企業とのサービス立ち上げの遅延により売上高が予想値を14百万円下回り、275百万円の見通しとなります。２．営業利益の差異について減益効果及び集客コストの増加により、営業利益は予想値135百万円に対し86百万円下回り、49百万円の見通しとなります。主な内訳は以下の通りとなります。（１）前述のとおり、売上高の構成の変化に伴う売上総利益率の低下により増収減益となり、70百万円減益の見通しとなります。（２）提携先からの紹介件数（受付件数）の減少を補うため、当社の集客の柱であるWeb集客において、集客力強化による件数確保に努めてまいりましたが、平成26年９月よりリスティング広告の入札単価が上昇傾向となっており、また、検索エンジンのアルゴリズム変化への対応などにより集客コストが増加し、広告宣伝費が予想値に対し62百万円増加しております。一方、受付件数の減少にあわせて採用の絞り込み等による人件費の抑制に努め、人件費が予想値に対し57百万円の減少となっております。３．経常利益の差異について営業利益が86百万円減少したことに対して、受取配当金の発生等により経常利益は予想値121百万円に対し82百万円下回り、39百万円の見通しとなります。４．当期純利益の差異について経常利益が82百万円減少したことに対し、閉鎖予定店舗に関わる賃貸借契約に基づく空家賃及び原状回復費等の見込み損失額及び本社機能拡充のための増床及び改修工事に伴い、転用が不能と判断した固定資産の除却等により特別損失として7百万円計上しており、法人税、住民税及び事業税ならびに法人税等調整額を考慮した結果、21百万円の見通しとなります。