タカショー Research Memo(8):ガーデニング用品では国内最大級の規模を誇る
■業界構造
ガーデニング用品に限定すれば、中小規模の同業者がひしめき合うなかで、唯一の上場会社であるタカショー<7590>が国内で最大級の規模を誇っている。また、本格参入したエクステリア分野は、フェンス市場600億円、テラス・ガーデンルーム市場400億円、カーポート市場600億円、伸縮門扉市場600億円などによって構成される。全国エクステリア工業会の会員である5社(同社のほか、三協立山<5932>、四国化成工業<4099>、LIXILグループ<5938>、YKK APエクステリア(株)が上位を占めていると考えられる。一方、コントラクト分野(非住宅市場向けの建材、外装)については、建築業界を中心に約13兆円と大きな市場を形成している。
世界のガーデニング市場に目を向ければ、米国5兆円、英国4兆円、ドイツ1.2兆円、オーストラリア4,000億円、韓国2,000億円と推定されている(同社推定)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《HN》
提供:フィスコ