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2018年06月26日15時20分

三和HD Research Memo(7):2019年3月期は増収増益を予想。2期連続で最高益更新の見通し


■今後の見通し

● 2019年3月期の業績見通し
2019年3月期について三和ホールディングス<5929>は、売上高407,000百万円(前期比5.5%増)、営業利益31,500百万円(同11.2%増)、経常利益31,000百万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,600百万円(同12.7%増)と増収増益を予想している。達成されれば前期に引き続き、2年連続で過去最高の売上高、利益を更新することになる。

売上高については、国内外で拡大基調が継続し、初の4,000億円の大台突破となる見通しだ。国内では主力製品群の堅調な伸びに加え、法改正の経過措置最終年を迎えてメンテ・サービス需要が大きく伸長すると期待されている。欧米では日本以上に事業環境が良好であり、ドア製品への強い需要によって増収を予想している。

営業利益については、日米欧ともに増益を予想し、2期連続での過去最高益更新を予想している。数量効果と販価上昇による増益要因で、原材料価格上昇やその他のコストアップをきちんとカバーできるかがポイントとなる。既に、三和シヤッター工業やODC、NFは価格改定に乗り出している。他方で鋼材など原材料価格の上昇は前期よりも沈静化するとみられ、利益率的には前期よりも改善方向にあると期待される。

セクター別の事業戦略の業績見通しについては、各セクターの事業環境や今期の注力ポイントなどの詳細は中長期の成長戦略の項で述べたところと重なる。北米がわずかながら減収となっているのは為替レートの前提が1ドル105.00円(前期実績は112.04円)となっているためで、現地通貨ベースでは前期比6.6%増収を見込んでいる。足元の為替レートに照らすと105.00円/$という前提は控え目に過ぎ、北米事業の上振れにつながる可能性がある。

弊社が注目する最大のポイントはやはり三和シヤッター工業だ。原材料価格の上昇を受注単価に転嫁して営業利益利率10%を回復できるか、及び、メンテ・サービス売上高が法改正を受けて想定どおりの伸長を見せるか、の2点に特に注目している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《MW》

 提供:フィスコ
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