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<動意株・16日>(前引け)=日本電気硝子、沖電線、テクノ・セブン

 日本電気硝子<5214>=急反発し年初来高値更新。SMBC日興証券が15日付で投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を615円から950円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券では、株価には同社がLCD用基板ガラスを中心とする収益構造から、ガラスファイバ事業を業績拡大のドライバーとする構造へ転換し始めた効果が十分に反映されていないと指摘。17年12月期の営業利益予想を240億円から290億円へ、18年12月期を同256億円から330億円へ、19年12月期を同267億円から360億円へ引き上げており、PPG欧米ガラスファイバ事業の取得に伴うシェア拡大で業績への貢献が顕在化することが、今後の株価のカタリストになるとしている。

 沖電線<5815>=3日続伸で上値追いに弾み。株価は底練りが続いていたが、ここにきて230円近辺を横に走る26週移動平均線を上に抜いたことで、テクニカル的にもトレンド転換の兆しが強まっている。同社は電線・ケーブルが売り上げの約8割を占めており、安倍政権が積極推進する電線地中化では電線も従来品から高付加価値品への代替が見込まれることから、同社の収益機会が膨らむとの思惑が高まっている。小池都知事も無電柱化に非常に前向きに取り組む姿勢を示しており、都民ファースト公約に絡みテーマ買いの動きが厚みを帯びてきた。

 テクノ・セブン<6852>=3日ぶりに急反発。同社は15日、グループのニッポーがパナソニック<6752>の人材開発カンパニーと協力し、技術者の教育用3Dプリンター「遊作くんの組立キット」を今月にも発売すると発表。これが材料視されているようだ。 パナソニックの人材開発カンパニーは、今年度の研修プログラムにこのキットを用いた研修を企画し、技術者の育成を図るとしている。また、テクノ・セブンは今後、工業高校などの学校教育用への展開も検討するとしており、年間1000台の販売(オープン価格)を見込んでいるという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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