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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5727 東邦チタニウム

東証P
1,562円
前日比
-3
-0.19%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
27.1 2.05 1.28 6.34
時価総額 1,113億円
比較される銘柄
大阪チタ, 
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三井金

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本日の注目個別銘柄:出光興産、任天堂、石川製など


<5019> 出光興産 2896 -364
大幅反落で年初来安値更新。国内外で公募増資を実施して約1400億円を調達すると発表。公募株数は4800万株、発行済み株式数の3割に当たる規模となる。創業家の保有比率を引き下げることで、昭和シェル<5002>との合併実現を目指す狙いが大きいとみられる。合併に向けての前進とも受け止められるが、希薄化の大きさを嫌気する動きが先行。一方、昭和シェルは合併前進を好感して買いが優勢に。

<7518> ネットワン 1133 +49
大幅続伸。ジェフリーズ証券が投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に、一気に2段階格上げしていることが買い材料視されたようだ。目標株価も900円から1250円に引き上げている。PUB事業がピークアウトしていないこと、利益率改善が本物であること、働き方改革推進、進行中のマイナンバーや今後の5G関連プロジェクトなどでメリットを享受できるとみられることなどを格上げの背景としている。

<2809> キユーピー 2717 -213
大幅続落で4月12日の年初来安値を更新。前日に17年11月期上半期の決算を発表、営業利益は前年同期比4%増益の148億円となっているが、会社計画比で約8億円の未達。減価償却方法変更の影響を考慮すると、実質減益にもなっている。また、通期予想は330億円から310億円に下方修正、会計処理の影響を除けば実質は減益となる。米国の乾燥卵事業の業績悪化などが足を引っ張る形になっているようだ。

<7270> SUBARU 3946 +97
続伸。自動車販売の好調を受けて見直しの動きが強まった。6月の国内登録車販売台数は前年同月比48%の大幅増、相対的に高い伸び率が際立っている。また、米国販売も米国法人の新車販売台数は前年同期比9.1%増と上半期の新記録を更新しているもよう。なお、全般的に米国販売は想定よりも底堅かったこと、為替の円安を受けて、自動車株は総じてしっかりの動きになった。

<3141> ウエルシアHD 4240 +165
大幅反発。18年2月期第1四半期営業利益は前年同期比4割強増加の65億円前後になったもようとの観測報道が好感された。通期計画は9%増益であり、想定を上回るスタートとの見方に。利益率の高い調剤薬局部門の上伸に加えて、深夜営業の拡大に伴う販売増も寄与した。昨日にかけて高値圏からの調整が進んでいたこともあり、押し目買いの動きなども入りやすかったようだ。

<3526> 芦森工 460 +80
ストップ高。日証金では貸借取引の申込停止措置を本日付で実施しており、売り方の買い戻しを誘う手掛かりにつながったようだ。前日段階で貸株残高は467万株、前日比243万株増と大幅に増加しており、貸借倍率は0.16倍の水準となっている。タカタ<7312>の民事再生法適用申請を受けて、エアバッグの代替需要拡大期待が高まり、6月15日の終値204円からはすでに2倍超の上昇となっている。

<5727> 邦チタニウム 810 -62
大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も1260円から840円に引き下げへ。スポンジチタン使用量の多い大型機受注が芳しくないほか、需給環境は変わらず価格上昇がみえないと指摘。同社の個別要因としては、新製品開発に向けたコスト積み増し局面が続くことなどもマイナス材料であると捉えている。

<7974> 任天堂 35090 -1830
大幅続落。特に目立った材料は観測されないが、短期的な過熱警戒感が強い中、リバランス目的での利食い売りなどに押されたようだ。約2か月半ぶりに25日移動平均線を割り込んだことも、見切り売り圧力を強める要因に。今後は、第1四半期決算でのスイッチの状況確認、7月21日発売の「スプラトゥーン2」の動向などがカタリストになるが、目先はやや手掛かり難の状態でもあるようだ。

<7965> 象印マホービン 1135 -181
大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は62億円で前年同期比27.5%減益、会社計画線上の水準ではあるが、第1四半期よりも減益率が拡大、市場予想も下回ったとみられる。通期予想は従来の100億円から87億円に下方修正、国内市場での需要停滞や主力製品の競争激化などが影響したようだ。訪日外国人客数は引き続き堅調であるものの、インバウンド関連としての期待感は後退の方向に。

<4651> サニックス 256 +34
後場に急伸。大阪港において、南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」の女王アリとみられる死骸が見つかったと伝わっている。女王アリと確認されれば国内で初めてとなるようだ。シロアリ防除では約80万戸の実績がある同社などにとって、需要の顕在化につながる材料と捉えられているようだ。その他、フマキラー<4998>などにも同様の物色が向かい、1989年以来の高値更新となった。

<6208> 石川製 1245 +204
後場に急伸し一時上昇率トップ。北朝鮮が現地時間午後3時半(日本時間午後4時)に重大発表を行うと一部メディアが報じており、同社や豊和工業<6203>、日本アビオニクス<6946>など防衛関連銘柄に再び物色が向かう展開となった。本日は北朝鮮が午前、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しており、防衛関連銘柄の一角に関心が向かう場面が見られていた。
《DM》

 提供:フィスコ

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