貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5714 DOWA

東証P
5,717円
前日比
-217
-3.66%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.8 0.92 2.27 2.89
時価総額 3,544億円
比較される銘柄
三井金, 
住友鉱, 
三菱マ
決算発表予定日

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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家中原良太:EU離脱、これからどうする?


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報 - Stock Forecast」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年6月25日12時 に執筆

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

先週の金曜日。EUの離脱が確実になったという報道を受け、
世界的に相場が暴落しています。

週末時点で日経平均が1286円33円安となったことを始め、

ドル円は102円22銭にまで円高に推移し、
WTI原油価格は5%安となり、
NYダウは610ドル32セント安となりました。

たった1日で、相場がここまで暴落したのは16年ぶりらしいです。

日経平均先物もサーキットブレーカが発動するなど、波乱の動きとなりました。

EUは残留派が多いとの報道も多かったので、
今回の暴落は、まさに「寝耳に水」だった方も多いでしょうね。

含み損を抱えて、辛い時期…でもあります。

ですが、、、
僕はここまで相場が下がると、ワクワクしてきます。

もちろん、今までの含み損でイライラする気持ちもあります。

でも、今回の一件で売り材料がドカンと出てくれたので、

「もし、EU離脱したらどうしよう…?」
というモヤモヤ感や模様眺めムードから、
解放された気がするのです。

過去の相場の傾向を探ってみても、
今回のような暴落局面は、逆張りのチャンスだと思っています。

ただし、、、
逆張りは「ナイフを掴むような」投資法と言われるとおり、
ハイリスク・ハイリターンです。

きちんとリスク管理を徹底した上で、
利益のチャンスを模索していきたいところです。

ちなみに、、、
このような時期には、値上がり中の銘柄は買うべきではないと考えています。
なぜなら、こういった株は、真っ先に利益確定されそうだからです。

「含み損を補填するために、利益確定をする」
という投資家が増えそうなため、こういった株には手を出さないのが無難でしょう。

だから、今回選ぶ株はもちろん、暴落中の株です。
暴落中の割安株を選べば、ジワジワと見直し買いが入ることが期待できるでしょう。

…と、いうことで。今のところの僕の投資スタンスはこんな感じです。

【日経225銘柄:逆張り】
注目中の銘柄例:DOWAホールディングス<5714>
業績は横ばい続くものの、直近の急落によって、同社の予想PERは約8倍、予想配当利回りは3%超に。もう一段下がったタイミングで買えば、反発も見込めるかも。

【TOPIX:逆張り】
注目中の銘柄例:ユニゾホールディングス<3258>
賃貸ビルが好調で、17年3月期は連続最高益となる計画。直近の急落により、株価は節目の4000円へと急接近しています。もう一段押したタイミングでの購入を狙いたいところ。

【ジャスダック:逆張り】
注目中の銘柄例:USEN<4842>
音楽配信が好調。業績は堅調に推移しており、予想PERも10倍を切っており、割安感も出てきています。直近の急落により、節目の300円を若干割りました。もう一段下落したタイミングで買えば、リバウンドも狙えそうな水準。

【マザーズ:逆張り】
注目中の銘柄例:中村超硬<6166>
中国向けにダイヤモンドワイヤが好調。業績は着々と増収増益見込み。予想PERも10倍未満と、割安な水準にあると考えられます。直近の急落により節目の2000円に接近しており、見直し買いが入りやすい水準と考えられます。

以上が、いまの僕の投資スタンスです。

引き続き、慎重に臨みたいところです。まだまだ下落する可能性も残っているので、いつでも逃げられるように準備しながら利益を狙っていきたいですね。

- 中原良太
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執筆者名:中原良太
ブログ名:株式予報 - Stock Forecast

《KS》

 提供:フィスコ

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