貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5659 日本精線

東証P
1,193円
前日比
+12
+1.02%
PTS
1,196.4円
21:53 04/24
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.9 0.97 3.52 34.82
時価総額 373億円
比較される銘柄
東北鋼, 
日鋳造, 
神鋼線
決算発表予定日

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<動意株・19日>(大引け)=オイシックス、木村化、アイリックなど(その1)

 オイシックス・ラ・大地<3182>=急反発。今年1月6日につけた年初来高値3445円の更新も視界に捉えている。青果物のネット通販を手掛け、コロナ禍での内食需要を取り込んでいる。また、M&Aや資本提携戦略にも積極的で業績成長トレンドが続いている。21年3月期営業利益は前の期比3倍の74億6500万円と急拡大したが、その反動もあって22年3月期は50億円と前期比3割強の減少を見込んでいる。しかし、トップラインについては今期も5%増収の1050億円を見込んでおり、業容拡大効果が継続する見通し。株式需給面では5月に入ってから外資系証券経由の空売り残が急増傾向にあり、その買い戻しが株価に浮揚力を与えているとみられる。 

 木村化工機<6378>=物色人気。このほか三菱化工機<6331>、那須電機鉄工<5922>、日本精線<5659>など水素関連に位置づけられる銘柄に短期筋の買いが向かっている。経済産業省は18日、脱炭素技術支援に設けられた2兆円の基金のうち、水素関連事業について企業の公募開始を発表、これを受けて関連企業に物色の矛先が向いている。最大で総額3700億円を配分する計画という。木村化は世界で初めて低濃度アンモニア水から高純度水素を製造することに成功しており、マーケットでも水素関連の有力株として認知されている。

 アイリックコーポレーション<7325>=動意。午前10時ごろ、100%子会社インフォディオが、独自開発の「スマートOCR」をメジャーアップデートし、「スマートOCR(AI-OCR)決算書基本パック」としてリリースしたと発表しており、これが材料視されている。新製品「決算書基本パック」は、決算書によく見られる罫線のない帳票の読み取りを実現したほか、項目の位置が異なっていても高精度の読み取りを可能にするなど、従来のOCRでは苦手とされた決算書の読み取りを飛躍的に進化させたことが特徴。また、OCR処理後に自動で統一の勘定科目名へ集約する機能改修を行うなどし、決算書帳票のデータ登録実務の自動化支援を実現したという。

 エンビプロ・ホールディングス<5698>=上げ足早め年初来高値にらむ。建築廃材や配車などから集めた金属スクラップを選別して加工販売することを主力事業としている。資源リサイクルは取り扱い件数の増加や利益率改善で収益を押し上げ、前週末14日に発表した21年6月期第3四半期(20年7月~21年3月)決算は営業利益が前年同期比40%増の12億5000万円と急増した。21年6月期通期では前期比2.4倍の19億1800万円を予想している。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に、成長分野としてリチウムイオン2次電池のリサイクル関連事業に注力しており、同事業を手掛ける連結子会社の減損損失計上及び第三者割当増資を引き受けるなど、将来に向けた戦略的な布石にも余念がない。

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