新日本電工が大幅高で4連騰、今期業績見通しは一段の上振れ濃厚
新日本電工<5563>が大幅高で4連騰と気を吐いている。新日鉄住金系の合金鉄大手で17年12月期は業績回復色を強める見通し。前期は合金鉄需要の減少に加え、韓国のグループ会社に絡む関連損失を計上したが、今期は合金鉄の数量増効果を収益に反映する見込みにあり、経常利益段階で前期比2.5倍の40億円予想にある。
しかし、市場では同社主力の高炭素フェロマンガン価格が上昇していることなどを背景に、今期会社側計画について極めて保守的と指摘する声が強い。「(高炭素フェロマンガンの)マージン拡大が想定されるうえ、前提為替レート1ドル=100円と実勢よりかなり厳しくみていることから、経常利益は60億円(前期比3.7倍)前後まで上振れ余地がある」(国内中堅証券)という。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
しかし、市場では同社主力の高炭素フェロマンガン価格が上昇していることなどを背景に、今期会社側計画について極めて保守的と指摘する声が強い。「(高炭素フェロマンガンの)マージン拡大が想定されるうえ、前提為替レート1ドル=100円と実勢よりかなり厳しくみていることから、経常利益は60億円(前期比3.7倍)前後まで上振れ余地がある」(国内中堅証券)という。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)