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5491 日本金属

東証S
826円
前日比
+4
+0.49%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
3.3 0.21
時価総額 55.3億円
比較される銘柄
モリ工業, 
高砂鉄, 
東北鋼
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 日金属


●日金属 <5491>  【目標株価】2000円(2日終値1639円)

「PBRわずか0.6倍で水準訂正余地大」

 日本金属 <5491> は5日移動平均線を絡め上値追い基調を継続。目先上昇一服場面は買い場とみたい。

 同社は高付加価値志向のステンレス加工製品の大手だが、自動車向けや精密機器、通信機器、医療分野など成長市場の需要を取り込み、業績は好調に推移している。自動車用の高精度異形鋼などが数量を伸ばし収益に大きく貢献、17年3月期営業利益は前の期比2.1倍の17億7600万円と高変化をみせた。18年3月期も高付加価値品が全体業績を牽引する。会社側計画は1.4%増益予想だが、保守的で上振れも期待できそうだ。

 PBRは0.6倍台と会社解散価値を4割も下回る水準にあり、PERも7~8倍に過ぎず、水準訂正余地は大きい。株価は2008年以来、約9年にわたり1000~2000円(分割修正値)のボックス圏を往来してきたが、中期的にはこの底値ゾーンからの離脱に動く公算が大きい。

●環境管理 <4657>  【目標株価】580円(2日終値441円)

「知名度向上による受注拡大や、資本・業務提携効果に期待」

 環境管理センター <4657> [JQ]は、超微量分析に強みを持つ環境総合コンサルタント。土壌や地下水の汚染対策に対する社会的関心が高まるなか、東京・豊洲市場の各種環境調査を受託したことによる知名度向上が今後の受注活動に寄与しそうだ。

 また、土壌汚染対策にコストキャップ保証(対策工事費用を事前に確定させるサービス)をつけるという独自のビジネスモデルを構築しているフィールド・パートナーズ(東京都港区)と16年10月に資本・業務提携したことで、調査から対策工事までワンストップサービスを提供できる体制を整えたことも注目点だ。足もと業績は好調で、17年6月期第3四半期累計の単独営業利益は2億2100万円(前年同期比30.1%増)と、既に通期計画2億円を超過。今期業績の上積みに加え、来期はさらなる提携効果が期待される。

 株価は400円台前半でもみ合う展開となっているが、25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが視野に入りつつあり、これをきっかけに上放れする可能性がある。

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