東京製鐵が反落、スプレッド悪化で21年3月期営業利益予想を下方修正
東京製鐵<5423>が4日ぶりに反落している。前週末22日の取引終了後、21年3月期の単独業績予想について、営業利益を53億円から30億円(前期比82.7%減)へ、純利益を48億円から30億円(同78.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
秋以降に連続して値上げを実施し販売単価の回復に注力していることから、売上高は1340億円から1400億円(同22.2%減)へ上方修正した。ただ、10~12月期に鉄スクラップの海外市況が急騰したことを受けて、鉄スクラップ購入価格の引き上げを余儀なくされたことからスプレッドが悪化し、利益は下方修正した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)業績は、売上高1013億8800万円(前年同期比27.6%減)、営業利益41億1100万円(同71.3%減)、純利益42億1600万円(同68.5%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
秋以降に連続して値上げを実施し販売単価の回復に注力していることから、売上高は1340億円から1400億円(同22.2%減)へ上方修正した。ただ、10~12月期に鉄スクラップの海外市況が急騰したことを受けて、鉄スクラップ購入価格の引き上げを余儀なくされたことからスプレッドが悪化し、利益は下方修正した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)業績は、売上高1013億8800万円(前年同期比27.6%減)、営業利益41億1100万円(同71.3%減)、純利益42億1600万円(同68.5%減)だった。
出所:MINKABU PRESS