東製鉄は反落、第1四半期営業利益79.5%増も全般軟調地合いに押される
東京製鉄<5423>は反落。同社は21日取引終了後、18年3月期の第1四半期(4~6月)単体決算を発表した。売上高は398億8100万円(前年同期比38.6%増)、営業利益は46億4000万円(同79.5%増)、最終利益は43億1500万円(同76.4%増)だった。大幅増益を達成したものの、きょうは全体相場の軟調地合いに押される推移となっているようだ。
4~6月期は、国内鋼材需要が想定を超えて推移するなか、製品販売数量は期初の見通しを上回った。製品出荷単価が概ね想定どおりであった一方、主原料の鉄スクラップについては、中国政府が主導する鉄鋼生産設備の廃却により余剰感が強まるとの思惑から、市況が軟調となり、購入単価は計画を下回った。加えて、生産数量の増加によるコストダウン効果などもあったことから大幅増益につながった。
なお、業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高1470億円(前期比20.7%増)、営業利益130億円(同23.6%増)、最終利益120億円(同7.7%増)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
4~6月期は、国内鋼材需要が想定を超えて推移するなか、製品販売数量は期初の見通しを上回った。製品出荷単価が概ね想定どおりであった一方、主原料の鉄スクラップについては、中国政府が主導する鉄鋼生産設備の廃却により余剰感が強まるとの思惑から、市況が軟調となり、購入単価は計画を下回った。加えて、生産数量の増加によるコストダウン効果などもあったことから大幅増益につながった。
なお、業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高1470億円(前期比20.7%増)、営業利益130億円(同23.6%増)、最終利益120億円(同7.7%増)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)