新日鉄住金<
5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<
5411>など鉄鋼株が軟調な動き。ここ素材関連株にリターンリバーサルの動きが顕在化するなか鉄鋼株にも幅広く物色の矛先が向いていたが、足もとは利益確定の売りに押されている。
SMBC日興証券では5日付で鉄鋼セクターについてのリポートを発行。直近1週間で中国の鋼材市況が下落した一方で、原料炭価格が上昇したことから、メタルスプレッドは縮小に転じ、これをネガティブとする見解を示している。また、鋼材在庫は9月2日時点で7週連続増加となっており、鉄筋棒鋼と熱延鋼板の在庫増に注意を要するとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)