新日鉄住金<
5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<
5411>がいずれも3日ぶり急反落となるなど鉄鋼セクターへの売り圧力が強い。
きょうは、後場に全体相場が大きく崩れたことで、リスクオフのムードに流されやすい鉄鋼株への見切り売りが噴出した。中国経済の減速で供給過剰状態による鋼材市況の悪化が顕著、需給調整は長期化するとの見方も根強い。両銘柄とも16年3月期の大幅減益は既に織り込んでいるものの、17年3月期の回復も緩慢となる懸念が株価にネガティブに働いている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)