欧州大手証券の高炉セクターのリポートでは、「株価は調整しバリュエーションは低位だが、肝心の業績予想に関して確信度が低い」と指摘。「中国の経済対策等で株価が反発する可能性はあっても、本格回復には構造問題の払拭が不可欠」との見方で、最大の問題は、「高炉の販売価格と国際市況の乖離が拡大して鋼材価格の下落圧力が強まっている点」と解説。
輸出構成比が高い新日鉄住金<
5401>とジェイ エフ イー ホールディングス<
5411>への悪影響が大きそうとみて、建機悪化の影響から神戸製鋼所<
5406>の業績も楽観できないと分析している。
《MK》
株探ニュース