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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5410 合同製鐵

東証P
5,460円
前日比
+40
+0.74%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.5 0.66 5.13 13.02
時価総額 936億円
比較される銘柄
山陽鋼, 
大阪製鉄, 
愛知鋼
決算発表予定日

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<動意株・6日>(大引け)=古河機械金属、ライオン、朝日工業など

 古河機械金属<5715>=後場急伸。同社が午後2時ごろ、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を65億円から70億円(前期比10.5%減)へ、純利益を37億円から40億円(同16.2%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は1690億円(同0.8%増)を据え置いたものの、北米市場で需要の落ち込みが予想されていた排ガス3次規制油圧クローラドリルが引き続き好調だったことに加えて、油圧ブレーカの出荷も増加し、ロックドリル部門が増益となる見通しであることが要因。また、ユニック部門で中国におけるユニッククレーンの出荷が増加していることも寄与する見通しだ。

 ライオン<4912>は3日ぶり急反発、一時11.3%高の2200円まで上値を伸ばす場面があった。歯ブラシなどをはじめオーラルケア製品が国内外で好調に売り上げを伸ばし業績を押し上げている。3日取引終了後に発表した18年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、売上高が1684億8400万円(前年同期比3.4%増)と増収を確保し、営業利益は178億7200万円(同43.7%増)、最終利益は139億3500万円(同58.9%増)と急拡大した。これがポジティブサプライズとなって株価を押し上げている。

 朝日工業<5456>=ストップ高。午後1時30分ごろ、合同製鉄<5410>が来年2月下旬をメドに、同社に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格1800円にサヤ寄せする格好となっている。今回のTOBは、朝日工業を子会社化することで構造用棒鋼における事業シナジーや、鉄鋼製造技術、プロセスに関するシナジーが期待できると判断したほか、調達効率の向上や物流効率化を図るのが狙いで、買付予定数は700万株(下限350万100株、上限設定なし)。なお、朝日工業のジャスダック上場は維持する方針だ。

 ノリタケカンパニーリミテド<5331>=ストップ高で年初来高値を更新。同社は3日取引終了後に、19年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は19億1500万円(前年同期比80.3%)となり、上半期計画28億円に対する進捗率は68.4%に達した。売上高は305億7500万円(同8.4%増)で着地。主要顧客である自動車やベアリング業界の生産が好調に推移したことを追い風に工業機材事業が伸びたほか、セラミック・マテリアル事業やエンジニアリング事業も堅調だった。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 JUKI<6440>=急伸。同社が前週末3日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高532億3500万円(前年同期比10.0%増)、営業利益36億5000万円(同0.9%増)、純利益19億4200万円(同19.2%減)と、従来予想の営業利益25億円を上回って着地したことが好感されている。中国における旺盛な設備投資需要を背景に、産業装置での新製品やソリューション営業での売り上げが堅調に推移した。また、新製品の販売増などによる粗利益率の改善や、為替の影響なども利益押し上げに寄与した。ただ、前年同期に比べて円高ドル安で推移したことから為替差損が生じ、最終利益は減益となった。

 サトーホールディングス<6287>=4日ぶりに急反発。同社は3日取引終了後に、19年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。営業利益は14億7300万円(前年同期比73.1%増)となり、上半期計画28億円に対する進捗率は52.6%となった。売上高は281億1800万円(同4.9%増)で着地。自動認識ソリューション事業が国内外で好調だったことなどが寄与した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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