鉄鋼株が切り返しへ、需給環境の風向き変化で超低PBRに着目
新日鉄住金<5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>をはじめ鉄鋼株が総じて強い動きをみせ、業種別騰落率トップに買われる場面があった。アジア鋼材市況下落や在庫調整の影響などが収益の重荷となっているが、17年3月期は在庫評価損も一巡し、粗鋼生産の回復を足場に利益回復局面に向かう公算が大きいとみられている。
為替の円高の影響はネガティブに作用するが、市場では、中国鉄鋼大手が統合に向けた動きをみせるなか、過剰設備の調整に伴い、国内鉄鋼メーカーにとっても風向きは順風に変わりつつあるとの見方が浮上しているようだ。新日鉄住金はPBRが0.6倍台、JFEは同0.4倍台と解散価値を大きく下回ることも株価の見直し余地を暗示している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
為替の円高の影響はネガティブに作用するが、市場では、中国鉄鋼大手が統合に向けた動きをみせるなか、過剰設備の調整に伴い、国内鉄鋼メーカーにとっても風向きは順風に変わりつつあるとの見方が浮上しているようだ。新日鉄住金はPBRが0.6倍台、JFEは同0.4倍台と解散価値を大きく下回ることも株価の見直し余地を暗示している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)