JPモルガン証券の鉄鋼セクターのリポートでは、今第3四半期決算はこれまでの潮目が変化するタイミングと指摘。
高炉メーカーにとっては業績ボトムを迎え来期に向けて緩やかな改善傾向へシフト、電炉メーカーにとってはメタルスプレッドのピーク期を迎えるとの見方で、銘柄選別では、輸出環境の底入れ、国内在庫調整進展、国内紐付き交渉による鋼材マージン改善と徐々に顕在化するポジティブ材料を視野に入れ、新日鉄住金<
5401>とJFEホールディングス<
5411>の選好を継続。
大和工業<
5444>は、「良好なファンダメンタルズへの見方は不変」として、東京製鉄<
5423>に対しては、「第3四半期決算が当面の業績ピークになる可能性がある」と解説している。
《MK》
株探ニュース