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5351 品川リフラクトリーズ

東証P
1,843円
前日比
+26
+1.43%
PTS
1,835.8円
17:42 04/24
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.6 1.03 3.69 99.02
時価総額 869億円
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決算発表予定日

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品川リフラクトリーズ---17/3期2Qは売上高が2.3%減、経常利益が13.1%増の25億2,800万円で着地


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』1月26日放送において、品川リフラクトリーズ<5351>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは、証券コード<5351>東証1部上場の品川リフラクトリーズです。品川リフラクトリーズは、2009年に品川白煉瓦(しながわしろれんが)とJFE炉材が合併してできた創業140年余りの日本を代表する耐火物メーカーで、世界でも五本の指に入ります。超高温の技術により、鉄鋼をはじめ非鉄金属、電力、ガス、セメント、ガラス、窯業など日本の基幹産業に、各種耐火物を供給するとともに、耐火物の施工工事も提供しています。子会社には、株式の54.9%を所有する証券コード<5358>東証1部上場のイソライト工業を有しています。

まず、業績からみていきましょう。2017年3月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比2.3%減の474億6,400万円、経常利益が13.1%増の25億2,800万円となりました。利益面では、円高により輸入原材料のコスト低下のメリットを受けました。品川リフラクトリーズにとって最大の顧客となる鉄鋼業界においては、中国企業の過剰供給による鋼材価格の低下、円高による輸出採算の悪化に加え、原料用の石炭価格が急激な高騰を見せるなどマイナス要因が目立っており、事業環境は良いとは言えない状況ではありますが、そうした中でも安定した業績をあげています。

2009年の合併以降、最適な生産体制の構築を成し遂げ、2018年3月期を最終年度とする第3次中期経営計画では基盤整備を進めています。世界トップクラスの総合耐火物メーカーとしての地位の維持・向上に向けて、確実な収益の確保と更なる成長を目指しています。最新鋭の大型プレス機などを導入することで、付加価値の高い製品のコストダウンと競争力の強化を図っています。また、成長戦略の実現をめざし、東南アジア、アメリカ、中国、インドをターゲットに各地域のニーズに応じた販売体制の強化を進めています。

2017年3月期の予想は、売上高が前期比3.2%増の1,010億円、経常利益が7.0%増の53億円と増収増益を見込んでいます。また、進行中の中期計画の最終年度となる2018年3月期には、売上高1,100億円、経常利益66億円と過去最高の業績を計画しています。

株主還元については、安定した配当を確保しつつ将来の増配を心掛け、企業の体質強化と内部留保の充実を図ることを基本方針としています。2017年3月期は、現時点で年間6円配当、配当性向17.6%を計画しています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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