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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5331 ノリタケ

東証P
3,970円
前日比
+50
+1.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.5 0.84 3.02 4.39
時価総額 1,179億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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個人投資家中原良太:月末に株を買う人はセンスが良い【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年7月28日18時に執筆

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

今年の日本株市場は、上がりも下がりもしないですね。5月から相場は膠着状態ですから、目立ったチャンスもなく…。放ったらかしで投資信託を買うには良い時期かもしれませんが、利益のチャンスを探しているトレーダーからしたら「つまらない相場」という感じです 笑

さて、今週はアノマリーの話をしましょう。今週は月末ということで、相場は月末から月初にかけて上昇しやすい傾向があります。これを、「月替わり効果(Turn of the Month Effect)」といいます。

この傾向は日本株市場で健在だと考えています。だから、この手法を使うだけでも、僕らは利益を期待できるでしょう。目安としては、月末25日以降に株を買って、月初5日間くらいに売るというイメージです。これだけで、そこそこ安定した収益が期待できると考えています。

それと、最近は地合いも安定しているので、急落株だとか、そういった銘柄を狙う逆張り戦略は、なかなか上手く行きません。ゆるやか?に相場が動いているので、逆張りよりも、順張り戦略と相性が良い時期なのかなぁと思いますね。

市場を見渡してみると、最近は良くも悪くも日経平均やTOPIXが強く動いています。JASDAQやマザーズは未だに長期線を回復していません。ですから、買いつけるには時期が悪いと考えています。(相場は、一度下落を始めると、しばらく停滞する傾向があります。この傾向を、「モメンタム効果」と言います。)

よって、今の時期は、「強気な大型株市場(日経平均やTOPIX)」に注目して、まだまだ割安な業績好調銘柄を買い付けるのが良いと考えます。業績が絶好調なTOPIX銘柄を狙って「順張り」で攻めたいですね?。

ちなみに、私自身がよく使っている投資法は以下の3通りしかありません。それは、以下の3通りです。

【相場が上昇相場のとき…「順張り投資」】
年初来高値更新銘柄など、上昇傾向が強い銘柄の続伸を狙います。

【相場が下落相場のとき…「逆張り投資」】
暴落相場などで、中長期で下落した銘柄のリバウンドを狙います。

【相場がボックス相場のとき…「押し目買い投資」】
人気株の下落を狙って、小さなリバウンドを狙います。

上記のように相場の状況によって投資法を使い分けると、過去の統計上、利益を出しやすい傾向があります。この3つの投資法を使い分けることで、どんな相場でも利益を出せると期待できます。

このパターンを踏まえた上で、僕の投資スタンスはこんな感じです。

【TOPIX銘柄:順張り】
注目中の銘柄例:ノリタケ<5331>
5月10日に決算を発表。今期は増益・増配となる見通しで、好調な様子。7月27日に3年来高値を更新しており、テクニカル面で見ても買いが入りやすい状況です。また、PBRが1倍を割れており、割安と言えそうです。低PBR銘柄は狙いどきだと考えます。

以上が、いまの僕の投資スタンスです。

もちろん、100%の確信などはありませんので、「何が起きても対応できるよう準備しておく」のが、良いでしょうね。ということで、今週も気を引き締め直して、着実に利益を狙いましょう?!

- 中原良太
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執筆者名:中原良太
ブログ名:株式予報

《HT》

 提供:フィスコ

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