クレディ・スイス証券の素材セクターのリポートでは、「上場企業の政策保有株式の中身や保有理由に対する株式市場の注目度が高まり、会社側による説明や対応が求められている」と指摘。同証券カバレッジの素材12社のうち5社は、「何らかの財閥に属し、歴史的経緯から特定財閥との関係が深い会社が多い」として、「持ち合いや財閥系列の株式保有比率も高い」と解説。
この観点から、総資産に対する保有株の規模が大きく、財務体質も相対的に健全な、住友大阪セメント<
5232>、旭硝子<
5201>、東海カーボン<
5301>を注目銘柄として取りあげている。
《MK》
株探ニュース