貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5101 横浜ゴム

東証P
3,936円
前日比
-44
-1.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.5 0.86 2.36 10.03
時価総額 6,673億円
比較される銘柄
ブリヂストン, 
住友ゴ, 
TOYO
決算発表予定日

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<動意株・10日>(大引け)=浜ゴム、東洋エンジ、新田ゼラチンなど(その1)

 横浜ゴム<5101>=後場急上昇。午後1時ごろ、22年12月期の連結業績予想について、売上高を7500億円から8550億円(前期比27.5%増)へ、営業利益を585億円から605億円(同27.7%減)へ、純利益を400億円から420億円(同35.9%減)へ上方修正したことが好感されている。世界的な半導体不足による新車の生産調整や資源価格の上昇に伴う原材料コストの増加、中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの停滞などが響き減益予想を余儀なくされるものの、国内で降雪による冬用タイヤや海外市販用タイヤ、オフハイウェイタイヤを中心に販売が増加していることに加えて、為替が円安で推移していることが影響する。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高3914億8300万円(前年同期比28.8%増)、営業利益269億4400万円(同44.6%減)、純利益233億700万円(同36.9%減)だった。

 東洋エンジニアリング<6330>=後場切り返す。午前11時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が22億9500万円(前年同期比25.9%増)となり、通期計画を上回ったことが好感されている。売上高は461億6900万円(同14.5%減)となった。複数の国内バイオマス発電所、インド向け石油化学プラント、インド向け化学肥料プラントなどのプロジェクトの進捗が寄与したが、前年実績は下回った。なお、受注高はインド向け石油精製プラントなどを受注したことが寄与し498億円(同67.0%増)となった。23年3月期通期業績予想は、売上高2100億円(前期比3.5%増)、営業利益20億円(同32.5%減)の従来見通しを据え置いている。

 新田ゼラチン<4977>=一時ストップ高。9日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高92億4800万円(前年同期比22.0%増)、営業利益6億8000万円(同2.5倍)、純利益5億4500万円(同2.6倍)と大幅増益となり、最終利益が上期計画の4億円を上回ったことが好感されている。フードソリューション領域で、顧客の好調な新商品販売が続き、グミキャンディー向けの売り上げが引き続き拡大した。また、ヘルスサポート領域において海外で美容用コラーゲンペプチドの販売が伸長したほか、スペシャリティーズ領域では飼料・肥料向け需要の高まりにより副産物であるリン酸カルシウムなどの売り上げが増加。海外売り上げに対する為替の影響もプラスに働いた。23年3月期通期業績予想は、売上高360億円(前期比13.3%増)、営業利益16億円(同2.5%増)、純利益9億円(同23.9%増)の従来見通しを据え置いている。

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