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5011 ニチレキ

東証P
2,348円
前日比
-26
-1.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.5 0.95 2.98 31.87
時価総額 744億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(5) 公共投資の恩恵大きく <個別株特集>


●ニチレキ <5011>

―道路関連需要が拡大、業績好調でも割安感顕著―

【注目ポイント】
 ニチレキ <5011> に注目したい。同社は舗装材料の製造販売大手。アスファルト応用加工製品などで高実績を誇っている。

 足もとでは、 公共投資事業が拡大しているほか、特に高速道路の老朽化対策で 道路関連の需要が伸びるとの期待が膨らんでいる。16年度の公共事業費は補正予算との合計で前期に比べ大きく伸びるため、その公共工事の執行で今年度の需要は拡大するとみられている。特に、高速道路を中心に道路関連の需要が見込める。

 同社の17年3月期の連結純利益は、前年同期比16%増の31億円の見込み。コスト削減や業務効率化の効果が出ているほか、舗装工事は地方自治体や官公庁向けが伸びている。昨年10月には、中間期業績の増額修正を発表するなど、堅調な業績の伸びを示している。

 同社が昨年5月に策定した中期経営計画「Next2020」では、東京オリンピックの開催も視野に2020年の連結売上高は630億円(15年度は487億1300万円)、営業利益を60億円(同43億8200万円)、経常利益は60億円(同44億7400万円)に拡大させる見通しだ。

 こうしたなか、18年3月期以降も順調な業績の伸びが見込める。道路関連に加え、港湾や空港向けなどの伸びも期待されている。

【投資作戦】
 株価は、公共投資需要の伸びも期待され900円後半に値を上げているが、割安感は顕著であり、ここからの本格的な上昇が期待できる。同社の自己資本比率は70%台と好財務体質を誇っているが、株価は連結PBR0.6倍台の水準にある。今期予想PERは9倍、配当利回りも2.0%前後あり、投資妙味は十分だ。当面は1000円台奪回がメドだが、先行き13年11月につけた1286円更新からの一段高も期待できそうだ。

上値目標(1)1200円
上値目標(2)1350円


【ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”配信予定】
3日(水)13:00 “黄金の注目株”(1) 好業績と宇宙関連で脚光 <個別株特集>
4日(木)13:00 “黄金の注目株”(2) 有機ELの追い風を受け <個別株特集>
5日(金)13:00 “黄金の注目株”(3) 中計前倒し達成の勢い <個別株特集>
6日(土)13:00 “黄金の注目株”(4) 時流乗る直近IPO銘柄 <個別株特集>
7日(日)13:00 “黄金の注目株”(5) 公共投資の恩恵大きく <個別株特集>

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