北興化が中期３カ年計画を公表、２０２０年度までに経常利益３５億円達成へ

　北興化学工業<4992>は２１日取引終了後、２０２０年度（２０２０年１１月期）を最終年度とする新たな３カ年の中期経営計画を発表した。

　それによると、２０年度までに達成、あるいは計画期間中に維持する経営指標として、売上高４５０億円（４０２億円＝１７年１１月期予想）、経常利益３５億円（２９億円＝同）、売上高経常利益率７．８％以上（７．２％＝同）などを目指すとしている。

　目標達成に向けて、既存事業の収益基盤強化では、海外市場への取り組み強化や業務プロセスの改革・改善などにより収益性の向上を追求し、利益率向上と原価低減によって、コアビジネスとコア収益をさらに強化し、利益成長のドライバーとする。

　既存事業の関連分野やシナジーが期待できる分野では、アライアンスやＭ＆Ａなども活用して新たな業務への進出、展開を目指す。これにより新たな売り上げや付加価値を創出し、成長路線を確実なものとしていく。

　製品開発までに長期間を要する事業特性に鑑み、将来のリスク発現に備えた、成長を支える安定したフレームとしての健全な財務体質を維持することは不可欠としている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）