リプロセルが大幅続伸、京都大学iPS細胞研究所と共同研究契約を締結
リプロセル<4978>が大幅続伸となっている。7日の取引終了後、京都大学iPS細胞研究所とsrRNA(自己複製RNA)を用いた、ヒトiPS細胞から特定の種類の体細胞への分化誘導法の開発に関して共同研究契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
同研究は、srRNAを用いてヒトiPS細胞から特定の種類の体細胞を作製する方法の開発を目的としたもの。これまでヒトiPS細胞から特定の種類の体細胞を作製する際には、主にタンパク質や低分子化合物を添加する方法が用いられてきたが、細胞によっては、作製効率が低く、要する時間も長く、また十分な量を得るには多くの労力とコストが発生することが課題となっていた。
同社が開発するsrRNAは、外来因子のゲノム挿入の恐れがない、安全な遺伝子発現を可能にするほか、複数の遺伝子を搭載させることも可能で、iPS細胞をはじめとした様々な細胞に対して、効率良くかつ持続的に目的の遺伝子を発現させることができるという。これを用いて、効率の良い分化誘導方法を開発することで、低コストで迅速に十分な量の特定の種類の体細胞を得られることが期待されている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
同研究は、srRNAを用いてヒトiPS細胞から特定の種類の体細胞を作製する方法の開発を目的としたもの。これまでヒトiPS細胞から特定の種類の体細胞を作製する際には、主にタンパク質や低分子化合物を添加する方法が用いられてきたが、細胞によっては、作製効率が低く、要する時間も長く、また十分な量を得るには多くの労力とコストが発生することが課題となっていた。
同社が開発するsrRNAは、外来因子のゲノム挿入の恐れがない、安全な遺伝子発現を可能にするほか、複数の遺伝子を搭載させることも可能で、iPS細胞をはじめとした様々な細胞に対して、効率良くかつ持続的に目的の遺伝子を発現させることができるという。これを用いて、効率の良い分化誘導方法を開発することで、低コストで迅速に十分な量の特定の種類の体細胞を得られることが期待されている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)