リプロセルが続急伸、創薬支援サービスの英Biopta社を買収

　24日、リプロセル <4978> [ＪＱＧ]がヒト組織を用いた製薬企業向け研究受託サービスを手掛ける英Biopta社の全株式を取得し、完全子会社化すると発表したことが買い材料。

　取得価額は概算で10.1億円。今回の買収により、同社は製薬企業向けの創薬支援事業の強化を図る。また、同社が持つ世界最先端のiPS細胞培養技術とBiopta社の設備やノウハウを相乗的に生かし、新規事業としてこれまでに前例のない「iPS 細胞を活用した前臨床試験サービス事業」を早期に立ち上げるとしている。

　同時に、Biopta社の株式取得の一部対価として、108万9393株の第三者割増資を実施すると発表。割当先は英Scottish Enterpriseに66万8004株など4先で発行価格は446円。4.8億円を調達する。

株探ニュース